オアシス(Oasys/OAS)は、日本発のゲーム特化型ブロックチェーンプロジェクトとして、2022年2月に発足し、同年12月にメインネットをローンチしました。
世界的なゲーム企業を含む21の企業が、ネットワークの安定稼働を支えるバリデータとして参画していて、参画企業にはバンダイナムコ研究所、SEGA、スクウェア・エニックス、Ubisoftなどが名を連ねています。
しかしながら、OASの価格は2026年大幅に下落しており、市場の注視が必要な状況が続いています。特に、2025年10月にはOKXなどの主要な仮想通貨取引所での上場廃止が実行されたこともあり、「オアシスはオワコン」と呼ばれている状態です。
本記事では、仮想通貨オアシス(OAS)について特徴や強み、価格推移、将来性、そして具体的な購入方法までを徹底的に解説していきます。
仮想通貨オアシス(Oasys/OAS)とは?
オアシス(OAS)は、「Blockchain for Games」をコンセプトに掲げる日本発のゲーム特化型ブロックチェーンプロジェクトです。
2022年2月8日にプロジェクトが発足し、同年12月にメインネットがローンチされました。
| 項目 | 内容 |
| 名称 | Oasys(オアシス) |
| ティッカー | OAS |
| チェーン | Oasys(ゲーム特化) |
| 発行上限 | 100億OAS |
| 発行開始 | 2022年12月 |
| 用途 | 決済、ステーキング、ガバナンス |
| 特徴 | 低手数料、ゲーム企業参画 |
OASトークンは、Oasysネットワーク上での以下の用途に使用されます。
- 仮想通貨のガス代(取引手数料) 支払い
- ステーキング報酬 の獲得
- ガバナンス(運営方針の投票)への参加
特に、仮想通貨ステーキングに対応しており、SBI VCトレードでは年率7.0%(2025年10月実績)の報酬を得ることが可能です。
その他の取引所やプラットフォームでも、年率約8.5~10%程度の報酬が提供されていますが、ステーキング年率は時期により変動することにご注意ください。
OASの最大の注目点は、以下の大手ゲーム企業が初期バリデーター(21社)として参画し、開発・運営を支えている点です。
- スクウェア・エニックス
- バンダイナムコ研究所
- SEGA
- UBISOFT
これにより、OASは日本国内だけでなく、グローバルなWeb3ゲーム開発における主要なインフラとしての地位を確立しつつあります。
仮想通貨オアシス(OAS)の特徴・強み
オアシス(OAS)には、他のブロックチェーンプロジェクトとは異なる独自の強みがあります。
ゲーム産業に特化した設計思想と、大手企業との連携による信頼性が大きな特徴です。
- ゲーム特化型のブロックチェーン設計
- 手数料ゼロ・高スループットでユーザーフレンドリー
- マルチトークンモデル&ガバナンス機能
- 業界大手ゲーム企業との連携と信頼基盤
ゲーム特化型のブロックチェーン設計
オアシスは、「Hub-Layer(レイヤー1)」と「Verse-Layer(レイヤー2)」の2層構造という独自のアーキテクチャを持っています。
- Hub-Layer: ネットワークの安定性確保、トークン/NFTの管理、ブリッジ情報の管理、そしてロールアップデータの記録を担います。
- Verse-Layer: ゲーム開発者がスマートコントラクトをデプロイし、dApps(分散型アプリケーション)を実行するための層です。
この設計によって、ゲーム内で頻繁に発生するトランザクションを効率的に処理できる環境が実現されています。
また、イーサリアム互換のEVM(Ethereum Virtual Machine)を採用しているため、既存のイーサリアム上のツールやスマートコントラクトをそのまま活用できる点も、開発者にとって大きなメリットです。
手数料ゼロ・高スループットでユーザーフレンドリー
OASが持つ最大の魅力の一つは、原則としてガス代(取引手数料)が無料という点です。
従来のブロックチェーンゲームでは、アイテムの売買やキャラクターの移動といったあらゆる操作にガス代が発生し、これがユーザーにとって大きな負担となっていました。
OASはこの課題を解消することで、ユーザーがゲームプレイに集中できる環境を提供しています。
さらに、高速なトランザクション処理が実現されているため、ゲーム内での操作が非常にスムーズに行えます。
これにより、これまでブロックチェーンゲームに触れてこなかった一般ユーザーにもストレスなくWeb3ゲームを体験してもらうことを目指しています。
マルチトークンモデル&ガバナンス機能
OASのエコシステムは、OASトークンを基軸としつつ、各ゲームやVerse(レイヤー2)が独自のトークンを発行できるマルチトークンモデルを採用しています。
これにより、ゲーム開発者は自身のタイトルに最適な経済圏を構築できます。
OASトークンの保有者は、プロジェクトの運営方針に関する投票に参加できるガバナンス機能も利用できます。
- カウンシル(Council)という間接民主制の仕組みを採用し、段階的に体制整備が進められています。
- 2023年の試験運用期間では、OASのパートナー企業を中心とする「Genesis Council」が議題の提案と投票を担当しました。一般のトークン保有者も投票に参加することができました。
- 2024年以降は、Genesis Councilの運用経験に基づき、正式なカウンシルメンバーが任命され、一般のトークン保有者からの提案受け入れも開始される予定です。
このようにプロジェクトの意思決定に関与できる点は、OASトークンの長期保有のインセンティブとなります。
業界大手ゲーム企業との連携と信頼基盤
OASの信頼性は、初期バリデータとして参画している大手企業群によって支えられています。
- 国内の主要企業: バンダイナムコ研究所、SEGA、スクウェア・エニックス、GREE、SoftBank、KDDI、ミクシィ
- 海外の有力企業: Ubisoft、WEMADE、netmarble、Com2uS
また、2024年8月にはSBIホールディングスと戦略的業務提携を締結し、資金調達も実施しました。
日本最大級の金融コングロマリットとの提携は、OASトークンの流動性向上とエコシステムの強化に向けた重要な一歩となっています。
仮想通貨オアシス(OAS)の価格推移
OASトークンの価格は、2022年12月のローンチ以降、市場環境やプロジェクトの進展に応じて大きく変動してきました。
ビットコインやイーサリアムなど主要銘柄の動向にも影響を受けながら、独自の価格推移を見せています。
2022年〜2024年:ローンチから最高値、そして調整期へ
OASは2023年1月に約0.0348ドルで取引を開始しました。同年2月にSoftBankのバリデータ参画が発表されたことを受け、価格は上昇基調に転じました。
2023年を通じて0.034ドルから0.149ドルのレンジで推移し、年末は約0.1373ドルで取引を終えています。
2024年に入ると、仮想通貨バブルへの期待感も高まり、2月には0.1609ドルを記録しました。さらに3月には、過去最高値(ATH:All Time High)となる約0.1858ドルを記録しました。
しかし、その後は調整局面に入り、年末には約0.0801ドルまで下落しました。
この期間にはSBIホールディングスとの提携発表などの好材料もありましたが、アルトコイン市場全体の下落トレンドに巻き込まれる形となりました。
2025年:厳しい下落トレンドと取引所上場廃止
2025年に入って以降、仮想通貨のOASは非常に厳しい状況が続いています。
年初から価格は一貫して下落傾向にあり、2025年11月には、過去最安値に近い約0.00244ドルを記録しました。
これは、2024年の年間最高値(約0.1394ドル)から計算すると、約98%の大幅な下落となります。
この価格下落の背景には、複数の仮想通貨取引所での上場廃止(取扱い廃止)の動きがあります。
- まず、OKXが2025年10月23日にOASの取扱いを廃止。
- その後、楽天ウォレットも「プロジェクトの継続性や流動性等を総合的に検討した結果」として、2025年11月28日をもってOASの取扱いを廃止すると発表。
こうした動きは、OASが抱える問題を明確に示すとともに、いわゆる草コインや小型のアルトコインに共通する流動性リスクを改めて浮き彫りにしています。
仮想通貨オアシス(OAS)の今後は?将来性はない?
オアシス(OAS)の将来性については、可能性と課題の両面から検討する必要があります。
ゲーム特化チェーンとしての独自ポジションを持ちながらも、厳しい市場環境に直面している現状を踏まえて分析します。
可能性①:ゲーム特化チェーンとしての成長余地
ブロックチェーンゲーム市場は、引き続き成長が期待される分野です。特にOASは、現在までに40以上のゲームタイトルを展開しており、大手IPとの連携も進んでいます。
その具体例として、2024年10月にはUbisoft初のWeb3ゲームである「Champions Tactics」がリリース。
さらに、OASはゲーム分野に留まらない拡大も示しています。
2024年7月には不動産テックのGATES GROUPと提携し、RWA(Real World Asset)事業への参入を発表しました。この事業では、約110億円規模の東京不動産をトークン化する計画です。
このようにゲーム以外の領域へと用途が広がることは、ICP仮想通貨などと差別化し、OASトークンの多様な活用可能性を示すものです。
可能性②:アジア市場を軸にエコシステム拡大のチャンス
OASは日本発のプロジェクトとして、アジア市場での展開に強みを持っています。2024年12月には、Animoca Brands Japanとの提携を発表し、大中華圏を含むグローバル展開を加速する姿勢を見せています。
OASにとって、日本の大手ゲーム企業が持つIPの活用や、アジア圏でのWeb3ゲーム人気の高まりは追い風となる可能性があります。
例として、SEGAの「三国志大戦」IPを活用した新作『KAI: Battle of the Three Kingdoms』は、2025年4月30日にOasysブロックチェーン上でリリースされました。
これにより、既存の人気コンテンツとブロックチェーン技術の融合が実現しています。
課題①:価格下落リスクとトークン価値希薄化の懸念
OASは、現在、継続的な価格下落と流動性の低下という重大な課題に直面しています。
Crypto.com(クリプトドットコム)のような海外取引所での扱いが今後増えることは必要条件でしょう。
仮想通貨の億り人を目指す投資家にとって、OASはリスク管理が特に重要となる銘柄であると言えます。
課題②:競合チェーンに埋もれる危険性
ゲーム特化型ブロックチェーンの分野では、Immutable XとRoninという主要な競合プロジェクトが存在します。
- Immutable X: 約20億ドルの時価総額を持ち、非常に大規模に展開しています。
- Ronin: 2026年時点で約4.95億ドルの時価総額となっており、これもまたOASの1502万ドルと比較すると大きな規模です。
これらの競合チェーンは、Axie InfinityやIlluviumといった人気ゲームを擁しているため、ユーザー基盤においてもオアシスをリードしています。
したがって、OASが競合との差別化を図り続けられるかどうかが、今後の長期的な成功の鍵を握っていると言えます。
仮想通貨オアシス(OAS)の将来価格予想|2026年〜2030年
オアシス(OAS)の将来価格について、複数の予測サイトの情報を参考にまとめました。
なお、仮想通貨市場は非常にボラティリティが高く、これらの予測は参考値であり、投資判断の最終的な責任は投資家自身にあることをご理解ください。
| 年度 | 最低価格(USD) | 平均価格(USD) | 最高価格(USD) |
| 2026 | 0.0012ドル | 0.009ドル | 0.060ドル |
| 2027 | 0.0010ドル | 0.006ドル | 0.070ドル |
| 2028 | 0.0007ドル | 0.004ドル | 0.080ドル |
| 2029 | 0.0003ドル | 0.003ドル | 0.090ドル |
| 2030 | 0.0001ドル | 0.002ドル | 0.100ドル |
これらの予測を見ると、OASの価格見通しについては専門家の間でも意見が分かれていることがわかります。
- 楽観的なシナリオ: ゲーム市場の成長やRWA(現実資産)事業の成功により、価格が回復する可能性が示唆されています。
- 悲観的なシナリオ: 現在の下降トレンドが継続し、さらなる価格下落の可能性も指摘されています。
仮想通貨の長期保有を検討する場合、OASのようなプロジェクト型トークンはビットコインやステーブルコインと比較してリスクが高いことを認識しておく必要があります。
1000倍仮想通貨を狙う投資スタイルには向いている可能性がありますが、同時に大きな損失リスクも伴います。
分散投資の観点から、ポートフォリオ全体の一部として位置づけることをおすすめします。
仮想通貨オアシスの買い方・購入方法
OASトークンを購入するための具体的な手順を解説します。
国内取引所ではSBI VCトレードやbitbankで取り扱いがありますが、ここでは海外仮想通貨取引所の中でも利用できる評判の良いMEXCを使った方法を紹介します。
仮想通貨オアシス(OAS)の分散投資先候補
仮想通貨投資においては、特定の銘柄に集中するのではなく、複数の銘柄に分散することでリスクを軽減できます。
オアシス(OAS)への投資を検討している方には、Best Walletの「期待のトークン」機能を活用した投資戦略をおすすめします。
Best Walletは次世代型のWeb3ウォレットで、「期待のトークン(Upcoming Tokens)」という独自機能を搭載しています。
この機能を使うことで、まだ一般上場前の新しい仮想通貨のプレセールに参加できます。
プレセール段階で購入できるトークンは、上場後に価格が上昇する可能性があるため、OASより将来性が期待できる投資機会を見つけられる可能性があります。
ミームコインなど、話題性の高いプロジェクトへの早期アクセスも可能です。
Best Walletは60以上のマルチチェーンに対応しており、ビットコイン、イーサリアムなど、様々なネットワーク上のトークンを一元管理できます。
独自のBESTトークンを保有すれば、取引手数料の割引も受けられます。
エアドロップ情報へのアクセスや、新規プロジェクトの先行販売参加など、Best Walletならではの機能を活用することで、OAS以外にも有望な投資先を発見できるでしょう。
まとめ
オアシス(OAS)は、日本発のゲーム特化型ブロックチェーンであり、大手ゲーム企業の参画やガス代無料という独自の強みを持つプロジェクトです。
事業拡大も積極的に進めており、具体的な進展として、2024年8月29日のSBIホールディングスとの提携や、2025年7月11日のGATES社とのRWA(現実資産トークン化)事業への参入が挙げられます。
しかしながら、投資家が無視できないリスク要因も存在します。2026年の価格は下落しており、大手取引所であるOKX(2025年10月23日)と、楽天ウォレット(2025年11月28日付け)での上場廃止が決定されています。
このため、OASをおすすめ仮想通貨として検討する際は、プロジェクトの進捗状況と市場環境を継続的に注意深く確認することが非常に重要です。
OASへの投資を検討されている方には、分散投資の観点からBest Walletの活用をおすすめします。
本ウォレットには、「期待のトークン」機能があり、有望なプレセール案件に早期アクセスできるため、ポートフォリオの多様化を図ることができます。
Best Walletは無料でダウンロードでき、初心者でも直感的に操作できる設計です。仮想通貨投資における新たなパートナーとして、ぜひ活用を検討してみてください。





