ソラナ基盤ミームコインBONK、スイス市場で欧州初のETP提供開始

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スイス証券取引所のインフラに統合されるBonkコインと上昇するチャートのアイソメトリックイラスト

ソラナ基盤のミームコインであるボンク(BONK)は27日、スイスの投資会社Bitcoin Capitalと提携し、SIXスイス証券取引所で上場取引型金融商品(ETP)の提供を開始した。

今回の発表は、ヨーロッパ初となるボンクを裏付けとしたETPの登場を意味しており、同コインが暗号資産(仮想通貨)取引所の枠を超えて主要な金融市場へ進出することを示す。

このETPは、Bitcoin Capitalが保有するBONKトークンによって100%物理的に裏付けられており、投資家はトークンの価格変動に直接連動した成果を得ることができる。

従来の証券口座から取引が可能に

スイス最大かつ欧州第3位のSIXスイス証券取引所への上場により、個人および機関投資家のアクセスが容易になった。

デジタルウォレットなどの専門ツールを使わずに、ボンクへのエクスポージャーを得られる。

Bitcoin Capitalのマルセル・ニーダーベルガーCEOは、公式発表の中で「ボンクETPの上場により、ボンクへのアクセスはかつてないほど簡単になった」と述べた。

同氏はさらに、「投資家は仮想通貨の専門知識を必要とせず、他の株式と同じようにボンクを取引できる」と強調。この動きは、ボンクの進化における重要な節目となる。

コミュニティはこれを「文化的運動から、より広範な実用性を備えたプロジェクトへの移行」と表現している。エコシステムへの統合や世界的な関心の高まりが背景にあるという。

米国に先駆けた欧州市場での展開

今回のローンチは、代替的な仮想通貨金融商品に対する機関投資家の関心が高まる中で実現した。

米国ではリップル(XRP)やドージコイン(DOGE)、ソラナ(SOL)などのETFがすでに登場しているものの、ボンクの現物ETFはまだ承認されていない。

そのため、欧州市場が規制されたボンク関連商品で先行する形となった。

Bitcoin Capitalは、スイスの堅牢な規制枠組みとSIX取引所のインフラを理由に欧州市場を選んだと説明しており、機関投資家からの需要の高さも示唆した。

ETPの仕組みは、原資産となるボンクをロックすることで市場の流通量を減らし、希少性を高める効果が期待される。

発表直後、BONK価格は一時的に市場平均を上回るパフォーマンスを見せ、3.5%上昇した。

ボンクのコアコントリビューターであるNom氏は、「欧州金融市場への進出はボンクにとって大きな一歩」と述べ、今回の動きが他のミームコインにとっても先例となる可能性を示唆した。

Bitcoin Capitalは来年、さらなる仮想通貨ETFや仕組み債などボンク関連商品の拡大を計画している。

著者: 松田 明日香

暗号資産投資を2020年に始め、ビットコインやNFT、DeFiなど複数の分野で投資経験を有する。2025年1月にICOBenchに参加し、専門的な暗号資産ライティングを手掛けている。