米国を拠点とする著名な実業家でNFTコレクターのアダム・ワイツマン氏は6日、人気NFTコレクション「Meebits」を229体購入した。
今回の取引は相対取引(OTC)で行われ、同コレクションにおいて過去最大規模の購入事例となる。
Meebitsは、CryptoPunksの開発元であるLarva Labsが2021年に立ち上げたボクセルアートのプロジェクトだ。
その後、Yuga Labsが知的財産権(IP)を取得していたが、現在は新設されたMeebit Company(MeebCo)へと権利が移行している。
市場低迷下での強気な姿勢と新体制への支持
今回の購入は、NFT市場全体の取引量がピーク時から大幅に減少している中で実施された。
Big day for Meebs.@AdamWeitsman is adding 229 Meebits to his collection, including a Skeleton, an Elephant, and an elusive Punk Tee, in the largest Meebits OTC transaction to date.
Full release: pic.twitter.com/RlG0eLI59z
— Meebits (@MeebitsNFTs) November 4, 2025
一部のデータでは主要コレクションの取引高が95%低下したとも報告されており、業界全体が冬の時代を迎えている。
こうしたNFTの厳しい市況において、ワイツマン氏はメディアに対し「Meebitsは私がWeb3に参入するきっかけとなった存在だ」と語っている。
今回の大量購入は、IPを取得した新チームに対する信頼の証であり、コミュニティへの支援を意図したものだ。
Yuga Labs関連資産への継続的な関与
ワイツマン氏はMeebits以外にも、Yuga Labsから直接5000点以上のNFTを購入する契約を結んでいる。
これにはメタバースプロジェクト「Otherside」に関連するOtherdeedsやMega Kodasなどが含まれており、ポートフォリオの拡大を続けている。これらの高額なデジタル資産の取引には、主にイーサリアム(ETH)が使用される。
同氏は過去にも、Dookie Dashの「ゴールデンキー」を160万ドル(約2億5000万円)で購入した実績を持つ人物だ。
市場の不確実性が高まる中で、有力なコレクターによる買い支えは、プロジェクトの信頼性を担保する重要な要素となっている。
市場関係者の間では、次の仮想通貨バブルによるNFT価格の再浮上が期待されている。
