アバランチ(AVAX)は19日、市場のポジティブなセンチメントを追い風に、価格が35ドルまで急騰した。
資産運用会社ビットワイズによる現物ETF申請や、韓国市場への進出といった好材料が価格上昇を後押ししている。
連邦公開市場委員会(FOMC)の会合後、暗号資産(仮想通貨)市場は好意的に反応し、多くの銘柄で価格が上昇した。
その中でもアバランチは特に際立った動きを見せ、週間比で20%上昇し35ドルの節目に到達した。
AVAX価格は20%上昇、強気な見方も
AVAXは週次20%の上昇を達成し、現在価格は35.5ドルで推移しており、時価総額は149億8000万ドルに増加。これを受け、市場のアナリストや参加者の間では、アバランチに対する強気な見方が広がっている。
特に価格が現在の30~32ドルのサポート帯をしっかり維持できれば、次のターゲットは35~40ドルへ到達する見通しも出てきている。
テクニカル分析によると、AVAXが突破すべき重要な抵抗ラインとして40ドル付近が挙げられており、これらを明確に超えれば上昇モメンタムが加速し、50ドルを視野に入れるという可能性が高い。
一方で、ダウンサイドリスクも無視できない。サポートラインとしては27ドル前後が強めに意識されており、この水準を割り込むようだと調整局面の入り口となる可能性がある。
中期予測では、CoinCodexなどの予測モデルが2025年末までにAVAXが50ドル台に乗る可能性を示すものもあり、強気派と慎重派の間で意見が分かれている。
全体として、現在はエントリーチャンスとみなされており、サポート維持+抵抗突破をトリガーにさらなる上値余地が期待されている。
ETF申請とアジア展開が追い風に
資産運用会社ビットワイズによるアバランチ現物ETFの申請が、AVAX価格上昇への期待をさらに高めている。
現在、ETF申請の動きはボンク(BONK)やライトコイン(LTC)、スイ(SUI)など複数のアルトコインで相次いでおり、業界専門家のネイト・ジェラッチ氏はこれを「水門が開いた」ような市場構造の変化と表現している。
さらに、韓国ではBDACSとウリ銀行が提携し、アバランチ上で韓国ウォンに裏付けられたステーブルコイン「KRW1」の概念実証を成功させた。
KRW1はウォンの預金を裏付け資産とし、Avalancheの高速かつ信頼性のあるブロックチェーンを利用しており、規制遵守と透明性の確保にも力を入れている。
AVAXは日本でもデンサンシステムやSMBCグループとの協業などを通じ、ステーブルコイン関連のインフラ整備が進んでおり、イーサリアムの競合としての存在感が強まりつつある。
これらの動きにより、機関投資家の参入ハードルが下がりつつあり、新規資金の流入期待が拡大。
AVAXがETF承認を獲得すれば、さらに幅広い投資家層に価格変動からの利益獲得機会が提供されると見込まれ、価格上昇への期待は高まっている状況だ。

