大手暗号資産(仮想通貨)取引所のGateは6日、金融ネットワークGlobal Dollar Networkの第一層パートナーとなり、米ドル連動型ステーブルコインのGlobal Dollar(USDG)を導入した。
この統合により、Gateの3400万人を超えるユーザーは、米ステーブルコイン発行企業Paxosが発行するUSDGを利用できるようになる。
Gate officially joins the Global Dollar Network as a First-Tier Partner, accelerating global stablecoin adoption!
🔷 Fully integrated with $USDG by @Paxos, a compliant stablecoin now live on Ethereum, Solana & Ink
🔷 Enabling secure, transparent payments for 34M+ usersMass… pic.twitter.com/IUB411qdGi
— Gate (@Gate_io) August 6, 2025
規制準拠とクロスチェーン対応が統合の鍵
USDGは米ドルまたは同等の流動性準備資産によって1対1で完全に裏付けられており、イーサリアム(ETH)、ソラナ(SOL)、Inkの各ブロックチェーン上で利用可能だ。
ユーザーはUSDGを活用し、国境を越えた取引やトレーディング、DeFiアプリケーションとの連携が可能になる。
今回の統合の背景には、Gateがグローバルな規制遵守を重視していることがある。
USDGの発行元であるPaxosは、シンガポール金融管理局の監督下にあり、EUのMiCA規制にも準拠しているため、高い信頼性を持つ。
また、USDGが複数のブロックチェーンに対応している点も重要だ。
このマルチチェーンサポートにより、流動性と相互運用性が向上し、ユーザーは主要なエコシステム間でステーブルコインをシームレスに送金できる。
Gateはこの提携を通じて、クラーケン、マスターカード、Anchorage Digitalといった既存のGDNパートナーの仲間入りを果たした。
これにより、USDGの機関投資家からの信頼性がさらに高まり、国際決済の効率化が進むと期待される。
次世代金融への布石とエコシステムの拡大
Gateは、CeFiとDeFiのインフラを繋ぐことを戦略的目標に掲げている。
USDGは、グローバルな決済や資産移転を含む、次世代PayFiアプリケーションの基盤として位置付けられている。
PaxosはUSDGの準備金を毎月監査し、透明性の高いレポートを公開することで、ステーブルコインの安定性に関する懸念に対応している。
これは、規制当局の厳しい監視下にある仮想通貨市場において、信頼を確保するための重要な要素だ。
GateのハンCEOは、今回の提携は規制に準拠したイノベーションとデジタル資産インフラに対する継続的な取り組みの現れだと述べた。
また同氏は、USDGは次世代のグローバル決済やトレーディング、PayFiへのアクセスを強化する上で重要な役割を果たすだろうと強調した。
