イーサリアム財務企業Ether Machine、SPAC合併で上場へ|SECにS-4提出

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イーサリアムのロゴが描かれた近代的な高層ビルと、背景に流れる株価ボード。

イーサリアム財務企業のThe Ether Machineは16日、特別買収目的会社(SPAC)との合併による株式公開に向け、米国証券取引委員会(SEC)にS-4登録届出書を非公開で提出した

この提出は、ナスダックに上場しているSPACであるDynamix Corporationとの事業統合計画における重要な規制上の一歩となる。合併は2025年7月に初めて発表され、標準的な完了条件と株主の承認を経て、2025年第4四半期に完了する見込みだ。

世界第3位のイーサリアム保有企業、ナスダック上場へ

The Ether Machineは、公式発表によると49万5,362ETH(21億ドル、約3,066億円相当)を保有しており、イーサリアムを保有する企業としては世界で3番目の規模を誇る。同社は16日の公式X(旧Twitter)への投稿で、「本日、我々はS-4をSECに非公開で提出した。次のギアに入れ、完全な公開企業への道を正式に歩み始めた」と述べた。

合併完了後、新会社はナスダック取引所でティッカーシンボル「ETHM」として取引される予定だ。これにより、The Ether Machineは上場企業として世界最大のイーサリアム保有企業となる可能性がある。

同社のイーサリアム保有量は、イーサリアムの総流通供給量の約0.4%に相当し、その市場活動はより広範な暗号資産(仮想通貨)のエコシステムに影響を与える可能性がある。

この合併が成功すれば、同様のSPAC取引を通じて株式公開を検討している他のデジタル資産財務企業にとって重要な先例となるだろう。最近では、現物ビットコインETFの承認が市場に大きな影響を与えており、今回の動きも機関投資家の関心をさらに高める可能性がある。

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著者: 佐々 道幸

日本版ICOBench編集者。2016年から仮想通貨を始め、NFT市場への参入経験も持つ。20年よりライターとしてのキャリアをスタートし、24年08月、日本版ICOBenchに参画。専門分野はクリプト、ブロックチェーン、Web3。