ImprobableとSomnia Foundationが開発するレイヤー1ブロックチェーン「Somnia」が2日、メインネットとネイティブトークンSOMIを正式ローンチした。
6ヶ月間のテストネットでは、100億件超の取引と1億1800万以上のウォレット作成を記録し、1日あたり19億件の処理という業界最高水準の実績も達成した。
Somniaはゲーミングや金融、ソーシャル向けに特化して設計されており、EVM互換性も持つ。
1秒あたり100万件超の取引処理能力、1秒未満のファイナリティ、低手数料を特徴とし、リアルタイムでのオンチェーン体験を提供するという。
ソフトバンクなどから約400億円の支援
Somniaの開発は、Improbable、a16z(Andreessen Horowitz)、ソフトバンク、MSquared、DCG(Digital Currency Group)といった著名な企業からの強力な支援を受けている。
これらの企業からの出資コミットメント総額は2億7000万ドルに上る。
この潤沢な資金により、Somniaはデジタル経済と仮想世界のためのインフラとして自らを位置づけている。
メタバース市場は2024年の約1000億ドルから2030年には1兆ドル超に成長すると予測されており、Somniaはこの急成長市場の重要な需要に応えることを目指す。
100万TPSを支える独自技術とエコシステム
Somniaの高性能は、独自の「MultiStream Consensus」アーキテクチャと「IceDB」データベース技術によって実現されている。
これらの技術基盤により、高い処理能力を維持しながらイーサリアム仮想マシン(EVM)との互換性も確保している。
エコシステム内で中心的な役割を果たすのが、ネイティブトークンであるSomnia(SOMI)だ。
SOMIは取引手数料の支払いやバリデーターへの報酬、ステーキングなどに利用される。
将来的にはガバナンス機能も実装される予定であり、デフレ型のトークノミクスモデルは長期的な参加を促す設計となっている。
ローンチ時点で、ネットワークは70以上のプロジェクトをサポートしており、60を超えるバリデーターがネットワークの安全性を確保している。
しかし、ソラナ(SOL)やアプトス(Aptos)といった既存の高性能チェーンとの厳しい競争に直面しており、テストネットでの指標を超えた長期的な採用を証明する必要がある。
