米金融アドバイザー、仮想通貨 投資の強化を計画か|調査結果

私たちを信頼する理由
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金融アドバイザーが仮想通貨ETFのチャートを分析している様子

TMX VettaFiのトッド・ローゼンブルース調査責任者とシンシア・マーフィー投資ストラテジストはこのほど、米国の金融アドバイザーの過半数が暗号資産(仮想通貨)の上場投資信託(ETF)への投資配分を増加させる計画を持っていることを明らかにした。

調査によると、米国の金融アドバイザーの57%が仮想通貨ETFへの投資を増やす意向を示しており、投資配分を減らすと回答したのはごくわずかだった。この動向は、デジタル資産を従来の投資ポートフォリオに統合する広範な流れを反映している。

仮想通貨ETF市場の拡大予測

2025年初頭の市場予測では、米国証券取引委員会(SEC)によって12以上の新しい仮想通貨ETFが承認される可能性が示されている。これにはビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)を組み合わせたETFも含まれる可能性がある。

専門家らは2025年が「仮想通貨ETF元年」となり、ソラナ(SOL)やリップル(XRP)を含む50以上のETFが承認される可能性があると予測している。

この流れを後押ししているのは、既存のビットコインETFの好調な実績だ。特にブラックロック社のiSharesビットコイントラストは、米国ETF史上最も成功した立ち上げの一つとなり、新たな投資家層の参入を促している。

規制環境と機関投資家の関心

SECにおける規制環境の変化も、仮想通貨ETF市場の拡大に重要な役割を果たしている。2025年に入り、SECの指導部や方針に変化が予想され、デジタル資産に対するより好意的なアプローチがETF承認を促進する可能性がある。

また、機関投資家の間での関心も高まっている。2025年初頭には、ビットコインETFへの資金流入が大幅に増加しており、専門家は2025年末までに機関投資家の参加がさらに増加し、総投資額が500億ドル(約7兆5000億円)を超える可能性があると予測している。

投資戦略の変化と市場への影響

金融アドバイザーによる仮想通貨ETFへの投資増加は、顧客ポートフォリオの多様化と新たな資産クラスへの対応を反映している。従来の投資手法と暗号資産を橋渡しするETFは、仮想通貨市場への参入障壁を下げ、より広範な投資家層を引き付けている。

ビットコインETFの成功は、他の仮想通貨ETFへの道を開く先駆けとなっており、市場は2024年の期待を大きく上回った。金融アドバイザーからの強力な支持と好調な市場環境が、この成長を支えている。

この傾向は、仮想通貨が従来の金融システムにさらに統合されていく流れを示すものであり、今後数年でデジタル資産関連の投資商品がより一般的になることが予想される。

ビットコイン強気相場で注目の仮想通貨 投資先

仮想通貨ETF市場の拡大とビットコインへの機関投資家の関心が高まる中、注目を集めているのが「BTC Bull Token(BTCBULL)」だ。このトークンは、ビットコインの価格上昇に連動した独自の報酬構造を持つプロジェクトとして急速に人気を集めている。

BTC Bull Tokenは、ビットコインの2100万の供給上限にちなんで、総トークン供給量が210億に設定。ビットコインが15万ドル、20万ドルといった特定の価格マイルストーンに達した際に、トークンバーンやエアドロップが実施される仕組みを導入している。この独自の設計により、ビットコインの価格上昇から直接恩恵を受ける機会を投資家に提供している。

現在、BTC Bull Tokenはプレセール段階にあり、すでに400万ドルに迫る資金調達を達成。1日あたり約10万ドルというペースで資金を集めている。トークン価格は約0.002425ドルで、ETH、USDT、BNBまたは銀行カードを使用して購入可能だ。

また、BTC Bull Tokenの成長の背景には、CoinsultとSolidProofによるセキュリティ監査が実施され、セキュリティ上の脆弱性がないことが確認されたという安心感もある。さらに、開発チームは詳細なホワイトペーパーを公開し、プロジェクトのロードマップとメカニズムを透明に示している。

市場アナリストによれば、BTC Bull Tokenは取引所上場に成功し、ビットコイン市場の勢いを活用できれば、2025年末までに0.00835ドルに達する可能性があるという予測もある。高いステーキングAPYとビットコイン価格連動のエアドロップが約束されていることから、一部のアナリストからは「100倍プロジェクト」としての可能性も指摘されている。

仮想通貨ETFの普及とビットコイン価格上昇の恩恵を直接受けられる仕組みを持つBTC Bull Tokenは、ビットコインエコシステムへの新たな参加方法として注目を集めており、多くの投資家が今後の展開に期待を寄せている。

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早藤 佑太

2020年より暗号資産(仮想通貨)投資を開始。2021年よりSNSやブログでもコンテンツ発信を開始。2025年よりICOBenchのライターとして参加。