業界専門家らは8日、2025年に注目すべき仮想通貨(暗号資産)のプレセールプロジェクト4選を発表した。
現在の暗号資産(仮想通貨)市場では、単なる投機対象を超え、エンターテイメント、報酬システム、独自のユーティリティを組み合わせたプロジェクトが強い成長可能性を示している。
透明性の高いトークノミクスと強固なコミュニティを持つ仮想通貨 プレセールが特に注目を集めている状況だ。
今回紹介される4つのプロジェクトは、プレセールのパフォーマンス、エコシステムの実用性、トークンメカニズム、コミュニティエンゲージメントを基準に選出された。
ミームコインからAIベースのユーティリティ、プラットフォーム特典を提供するウォレットトークンまで、それぞれが独自の価値提案を行っている。
BTC Bull Token:ビットコイン価格に連動する新コンセプト
BTC Bull Token(BTCBULL)は、ビットコインの価格動向に直接連動するトークンだ。ビットコインが15万ドルや20万ドルといったマイルストーンに達すると、保有者に実際のビットコインが報酬として配布される。
プレセールですでに430万ドル(約6億2350万円)以上を調達しており、最大97%のAPYを提供するステーキングモデルを採用している。供給上限は210億トークンで、ビットコインの2100万の上限を模倣している。
BTCBULLのエコシステムには、ステーキング報酬、トークンバーン、ビットコインのエアドロップなど、コミュニティを継続的に参加させ報酬を提供する仕組みが組み込まれている。
MIND of PepeとBest Wallet:AIとウォレット機能の革新
MIND of Pepe(MIND)は、ミームコインとAIを組み合わせたプロジェクトだ。ソーシャルメディアを監視し、dAppsと対話する自律型AIエージェントを中心に構築されている。プレセールではすでに780万ドル(約11億3100万円)以上を調達している。
一方、Best Wallet Token(BEST)は60以上のブロックチェーンに対応する非カストディアルウォレットをサポートする実用的なユースケースを提供している。BESTトークンを保有することで、手数料の削減やステーキング報酬、将来のプレセールへの早期アクセスなどの特典が得られる。
2025年4月時点で、プレセールでは1100万ドル(約15億9500万円)以上を調達しており、強い勢いを示している。アナリストは2025年に0.4995ドル(約72.4円)の評価額を予測しており、Best Walletはウォレットアプリ市場の40%のシェア獲得を目指している。
これらのプロジェクトはそれぞれ、エンターテイメント、報酬、AI、ウォレット機能など強みのある領域を持ち、単なる投機対象を超えた実際の成長フレームワークを構築している点が特徴だ。確かな資金調達、コミュニティの勢い、明確な価値提案を持つこれらのコインは、2025年の有望なプレセールとして注目に値する。