Strategy社、優先株発行でBTC追加購入

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Strategy社のビルにビットコインが継続的に運び込まれる

Strategy社(ストラテジー)は21日、4度目となる優先株STRCの発行計画を明らかにした

調達資金はビットコイン(BTC)の追加取得に充てられる予定で、同社は保有量のさらなる拡大を見込んでいる。

ストラテジーの優先株発行計画

ストラテジーは、STRCのティッカーシンボルで変動金利シリーズA永久ストレッチ優先株500万株の新規公開を提案した。

この優先株は、年率9%の累積変動利付配当が毎月支払われる仕組みとなっている。

発表に先立ち、同社は7億3980万ドルで6220BTCを取得し、総保有量は607,770BTCに達した。

STRC発行はこれまでの資金調達の延長線上にある。2025年1月にはStrike(STRK)を1株80ドルで730万株発行し、8%の固定配当で5億6340万ドルを調達。

同年3月にはStrife(STRF)を1株85ドルで850万株発行し、10%の固定配当で7億1120万ドルを得ている。

ビットコイン保有状況と企業戦略

ストラテジーのビットコイン保有量は607,770BTCで、その評価額は約724億ドルと推定される。

同社はビットコイン保有企業として世界最大の地位を築いており、その大規模な取得は、主要な暗号資産(仮想通貨)としてのビットコインの地位を裏付けている。

優先株による資金調達でビットコイン購入を続ける戦略は、創業者マイケル・セイラー氏の長期的な強気姿勢を反映したものとされる。

また、近年ではビットコインETFの承認など、機関投資家の市場参入も進んでいる。

なお、一部で報じられたSTRC発行に関する1株90ドルという価格設定については、公式発表では確認されていない。

取引条件は変更される可能性があり、最終的な情報は公式届出書で確認する必要がある。

著者: 白石 一颯

仮想通貨・ブロックチェーン分野を中心に、最新ニュースや規制動向、プロジェクト分析などを取材・執筆。国内外の信頼性ある情報源をもとに、読者に正確で有益なコンテンツを届けています。専門性と透明性を重視し、投機に偏らない情報提供を心がけています。