ソニーのレイヤー2ブロックチェーン「Soneium(ソネイアム)」は、LINEと提携し、4つのゲームアプリをブロックチェーン技術を活用して提供することを発表した。
この提携により、LINEの約2億人のアクティブユーザーが新たなブロックチェーンゲームを楽しめるようになる。
対象となるゲームは、Sleepagotchi(スリープゴッチ)、Farm Frens(ファームフレンズ)、Puffy Match(パフィーマッチ)、Pocket Mob(ポケットモブ)の4タイトル。
いずれもブロックチェーン技術を活用したゲームで、ユーザーはLINEプラットフォーム上で直接アクセスできるようになる。
LINE mini-apps are coming to Soneium 💿
We’re bringing the LINE MINI-App onchain, connecting with 200 million active users LINE audience.
Soneium is accelerating onchain gaming, this integration enhances web3 user experience, which will onboard users into decentralized… pic.twitter.com/Vux7CzZylw
— Soneium 💿 (@soneium) March 12, 2025
ブロックチェーンゲームの大衆化へ向けた動き
ソニーが開発したレイヤー2ブロックチェーン「Soneium」は、メインのブロックチェーン上での処理を効率化するための技術だ。
この技術をLINEのプラットフォームと統合することで、一般ユーザーでも複雑な暗号資産(仮想通貨)の知識がなくても、ブロックチェーンゲームを簡単に楽しめるようになる。
特にLINEは日本やアジア諸国で高い普及率を誇るコミュニケーションアプリであり、この提携は新しい仮想通貨技術を一般ユーザーに広める重要な一歩となる可能性がある。
従来のブロックチェーンゲームは専門知識を持つユーザー向けの印象が強かったが、このような大手企業間の提携により、一般ユーザーへの普及が加速すると見られる。
提供されるゲームの特徴と今後の展望
ソニーとLINEの提携は、エンターテインメント業界におけるブロックチェーン技術の活用を促進するとともに、新しい仮想通貨エコシステムの構築につながる可能性がある。
今後は両社の技術とユーザーベースを活かしたNFTゲームの開発も期待される。
この提携は、大手テクノロジー企業がブロックチェーン技術とAIの融合に注目している最新の事例の一つとなった。
ブロックチェーンゲームの世界では、AIを活用したゲームプレイの拡張やパーソナライズが次の大きなトレンドになる可能性もある。