暗号資産(仮想通貨)ソラナ(SOL)は1日、212ドル付近で推移している。
仮想通貨投資の主要銘柄として注目を集める中、そのスケーラビリティをさらに強化する新プロジェクトが登場した。
ソラナの成長と新たな課題
ソラナは1秒間に1,500件のトランザクション処理を実現し、理論上65,000TPSの処理能力を持つ高性能ブロックチェーン。
2024年の非代替性トークン(NFT)総ミント数の64%を占めるなど、エコシステムは急速に拡大している。
一方で、ネットワークの混雑による取引の遅延や失敗が課題となっている。直近では一部の取引で70%もの失敗率を記録するなど、スケーラビリティの向上が急務となっている。
世界初のソラナL2ソリューションSolaxy(SOLX)
Solaxyは、ソラナ向けの世界初のレイヤー2ソリューションとして開発が進められている。仮想通貨プレセールでは既に1,700万ドル以上を調達し、投資家からの期待の高さを示している。
トランザクションのオフチェーン処理とバンドル化により、ネットワークの負荷を大幅に軽減。
メインネットの強固なセキュリティを維持しながら、処理速度と効率性の向上を実現する。
プロジェクトの展望と投資機会
Solaxyの開発ロードマップは4つのフェーズで構成。
- コミュニティ構築とステーキングシステムの導入
- トークン生成とマルチチェーンブリッジの展開
- レイヤー2ネットワークの完全稼働
- パートナーシップ拡大とエコシステムの発展
総発行枚数1,380億4,600万SOLXのうち、30%がL2開発に、25%が早期保有者への報酬に割り当てられており、長期的な成長を見据えた資金配分となっている。