ソラナのPumpSwapが急成長、期待のICO 仮想通貨とは?

私たちを信頼する理由
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ソラナエコシステムを表現するPumpSwapの取引プラットフォームとSolaxyレイヤー2のネットワーク図

新しいソラナ(SOL)基盤の分散型取引所(DEX)PumpSwapは3月31日、サービス開始から10日間で25億ドル(約3,725億円)の累計取引量を達成した。

PumpSwapは、ミームコイン作成プラットホームPump.funが開発した独自DEXで、暗号資産(仮想通貨)SOLトークン価格が下落傾向にある中で力強い成長を示している。

PumpSwapの急成長

PumpSwapの25億ドルという取引量は、同様のDEXであるUniswap v4がイーサリアム、Base、Arbitrumの3つのネットワーク合計で同じ取引量に達するのに55日を要したのに対し、わずか10日間で達成した驚異的な成績だ。

PumpSwapの成功要因は、Pump.funトークンの取引をシームレスにした点にある。従来、トークン作成者や取引者が支払う必要があった6SOL(約9万円)の移行手数料を排除し、Pump.fun上のトークンに即時流動性を提供している。

さらに、クリエイター向けの収益シェアモデルを導入するなど、手動での流動性移行が必要なRaydiumと比較して大きなアドバンテージを持つ。PumpSwapはPump.funプラットフォーム内で流動性をロックすることで、ソラナエコシステム全体が持続的な取引活動の恩恵を受けることになる。

ソラナ初のレイヤー2「Solaxy」がネットワーク問題を解決へ

ソラナエコシステムが成長する中、ソラナ初のレイヤー2チェーン「Solaxy(SOLX)」が、ICO 仮想通貨で2,860万ドル(約42.6億円)の資金を集めている。

ソラナは今年1月、トランプ関連のミームコインが発行された際、ネットワークトラフィックの急増に対応できず、システムがダウンするという問題に再び直面した。こうしたネットワーク安定性の課題は創設以来の課題であり、「イーサリアムキラー」としての期待に応えられない一因となっている。

Solaxyはトランザクションをメインネットから切り離して処理し、オフチェーンで処理した後、オンチェーンで確定させることでソラナの拡張性を提供する。この追加バッファーにより、混雑を緩和し、安定性を高め、ソラナの特徴である高速性と低手数料を維持したまま、システムダウンを防ぐことができる。

PumpSwap成長でSolaxyが活況

Solaxyは今後、PumpSwapと連携することで、ミームコイン取引を新たなレベルに引き上げる可能性がある。流動性ブリッジを通じて、PumpSwapのプールと取引活動をレイヤー2チェーンに移行させ、トランザクション速度を最適化しながらエコシステム内の流動性を維持できる。

また、PumpSwapのトレーダーにとってはより低い手数料を実現し、今年初めにOfficial Trump(TRUMP)とOfficial Melania(MELANIA)が経験したようなネットワーク障害からミームコイン取引を保護することも可能になる。

さらに、Solaxyは拡大するWeb3ゲームセクターのテスト環境としても機能し、DeFi分野でもソラナに大きな恩恵をもたらす可能性がある。特に注目すべきは、SolaxyのネイティブトークンであるSOLXが実際にはERC-20形式であり、現在開発中のブリッジが完成すれば、SOLXはソラナブロックチェーンとシームレスに相互作用し、クロスチェーン機能を解放することになる。

このような特徴から、16.4万人のYouTubeチャンネル登録者を持つMyles G Investmentsのような著名な仮想通貨インフルエンサーが、SOLXに100倍の成長ポテンシャルがあると予測している。

現在、Solaxyのプレセールでは1トークン0.00168ドル(約0.25円)でSOLXを購入でき、31時間後には次のステージで価格が上昇する予定。また、143%のAPY(年利)を提供するステーキングプロトコルも用意されている。

Solaxy公式サイトを確認する

早藤 佑太

2020年より暗号資産(仮想通貨)投資を開始。2021年よりSNSやブログでもコンテンツ発信を開始。2025年よりICOBenchのライターとして参加。