ソラナ価格、28%下落も復活の兆し|今後の見込みは?

私たちを信頼する理由
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ソラナが28%暴落—しかし、大復活の兆しが見えてきた!

ソラナ(SOL)は12日、1月の最高値294.33ドルから33%下落し、196ドルで取引されている。しかし、2月に入って初めて強い資金流入が確認され、市場のセンチメントが変わり始めている可能性がある。ここから300ドル(約4万5000円)を超える急上昇が待っているのだろうか。

投資家が再び参入

ソラナは厳しい状況が続いているが、新たな資金流入が復活のサインになるかもしれない。CoinGlassのデータによると、月曜日に1,600万ドル(約24億円)のスポット市場への流入が確認され、10日ぶりの大規模な買いが発生した。

投資家が再び参入—その理由とは?

スポット市場への資金流入は、センチメントの変化を示唆し、大口投資家が現在の価格で買いを入れ始めた証拠だ。これにより、200ドルの重要なサポートラインを維持し、次の上昇に向けた基盤を固める可能性がある。

さらに、ソラナのバランス・オブ・パワー(BoP:買い手と売り手の相対的な強さを示す指標)指標が0.65を示しており、強気なモメンタムが形成されていることが分かる。買い手がこの勢いを維持すれば、ソラナは急騰の準備が整うかもしれない。

ソラナETF承認の可能性

ソラナはビットコインETFに続き、スポットETF承認に向けて前進中だ。これが価格に大きな影響を与える可能性がある。2月6日、SEC(米国証券取引委員会)は米大手資産運用会社Grayscaleのソラナ・トラストをETFに転換する提案を正式に認めた。同日、リップル(XRP)のスポットETF申請も4つのファンドマネージャーによって提出され、規制対応が進む中で、仮想通貨への機関投資家の関心が高まっている。

また、BitwiseもソラナのスポットETFを申請しており、承認されれば機関投資家の資金流入が急増する可能性があるため、大規模な価格上昇のきっかけになるかもしれない。

ソラナは抵抗線を突破できるのか

テクニカル指標では、ソラナの強弱が入り混じった状況になっている。

  • 相対力指数(RSI):53.47(やや強気)
  • 移動平均(50日):50.97(50以上ならさらなる上昇の可能性)
  • 50日指数移動平均(EMA):212.58ドル(レジスタンス)
  • 200日指数移動平均(EMA):216.11ドル(レジスタンス)

ソラナの価格推移はシンメトリカルトライアングルを形成しており、現在のサポートは200.56ドル付近だ。もしこの水準を維持できなければ、190ドル(約2万8500円)まで下落する可能性がある。しかし、205ドル(約3万750円)を突破できれば、一気に強気トレンドへ転換する可能性が高まる。

ソラナの回復可能性

最近の下落にもかかわらず、多くのトレーダーは強気を維持している。ソラナの現在の取引量は19万9300で、市場には一定の活動が継続中だ。ここで出来高が増加すれば、本格的なブレイクアウトにつながる可能性がある。

強気シナリオ

  • 50日EMA(212.58ドル)を超えれば、次のターゲットは220ドル(約3万3000円)
  • 250ドル(約3万7500円)を突破すれば、300ドル以上も視野に

弱気シナリオ

  • 200ドルを下回ると、さらなる売り圧力が発生
  • サポートを失えば、次のターゲットは190ドル

今後数日は非常に重要だ。もし買いの勢いが増せば、ソラナは250ドルを突破し、大復活を遂げる可能性がある。しかし、レジスタンスが強く、買い手が押し上げられなければ、さらなる調整の可能性もある。

ソラナは逆転の急上昇を起こすのか? チャートを要チェックだ。

松田 明日香

暗号資産投資を2020年に始め、ビットコインやNFT、DeFiなど複数の分野で投資経験を有する。2025年1月にICOBenchに参加し、専門的な暗号資産ライティングを手掛けている。

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