シバイヌ、24時間で15兆SHIB移動|クジラの取引が急増

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市場の急落の中、シバイヌのクジラが15兆SHIBを移動

暗号資産(仮想通貨)シバイヌ(SHIB)は5日、24時間の取引量が8億7,420万ドル(約874億2,000万円)を記録し、過去24時間で38.7%減少した。

大規模取引の動向

大口投資家による取引活動が活発化している。直近24時間で約15.1兆SHIB(約2億5,305万ドル)の移動が確認され、2月2日の4.3兆SHIBから約10.8兆SHIBの増加となった。

この大規模な資金移動は、仮想通貨市場全体が下落基調にある中で発生。特に注目すべき点として、過去7日間での大口保有者の553.59%増加が確認されている。2月2日には約1.27兆SHIBの蓄積が記録され、翌日には約6.51兆SHIBの購入が確認された。

市場動向と価格分析

SHIBの価格は1週間で20%の下落を記録。過去24時間では6.4%の回復を見せているものの、全体的な下落トレンドは継続している。執筆時点での取引価格は0.000015ドル付近で推移している。

アルトコイン市場全体の低迷も、SHIBの価格形成に影響を与えている。主要仮想通貨であるビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)の下落に連動する形で、SHIBも新たな安値を更新した。

資金フローの特徴

過去7日間における資金の流出も顕著な増加を示している。流出量は1,290%増を記録し、2月2日には約9,672.5億SHIBの送金が確認された。翌日には約6.5兆SHIBの移動があり、約5.5兆SHIBの増加となった。
今後の展望

大口投資家による取引活動の活発化は、市場の転換点となる可能性がある。しかし、2024年の最高値からは依然として大きく下回る水準で推移しており、市場センチメントや全体的な仮想通貨市場の動向が、今後の価格形成の重要な要因となる。

取引量の減少は、市場参加者の様子見姿勢を示唆している。今後は大口投資家の動向と共に、市場全体の回復が価格上昇の鍵を握ることになる。

By 佐々 道幸

日本版ICOBench編集者。2016年から仮想通貨投資を開始し、NFTへの投資経験も持つ。20年よりライターとしてのキャリアをスタートし、24年08月、日本版ICOBenchに参画。専門分野はクリプト、ブロックチェーン、Web3。

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