仮想通貨 おすすめ銘柄を紹介:2025年5月に注目すべき有望プロジェクト3選を分析

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力強く前進するゴールデンブルが描かれた、近未来のブロックチェーン風仮想通貨のビジュアル

ビットコイン(BTC)は8日、9万9000ドル台まで回復し、再び10万ドルを超える兆候を示している

暗号資産(仮想通貨)市場全体が上昇トレンドに転じる中、投資家は長期的な実用的価値に基づいた新しい仮想通貨プロジェクトに注目し始めている。

本記事では、市場が回復傾向にある2025年5月現在、注目すべき有望な仮想通貨プロジェクト3選を紹介する。

1. BTC Bull Token(BTCBULL):ビットコイン連動型インセンティブで注目拡大

BTC Bull Tokenは、ビットコイン(BTC)の価格上昇に連動した報酬制度を導入した2025年上場予定の仮想通貨おすすめ銘柄だ。

連動する独自のトークノミクス設計が評価されるERC-20トークンだ。ビットコインの21万枚を着想に、総供給量は21億枚とし、価格マイルストーン到達時にトークンをバーンする「Milestone Burn Fund」を特徴としている。

2月10日に始まった仮想通貨プレセールでは、2日間で100万ドルを超える資金を調達し、市場関係者の注目を集めた。

同プロジェクトは、ビットコインが2万5000ドル上昇するたびに、大規模トークンバーンが実施されるほか、最大76%の年間利回り(APY)の配当型ステーキング報酬が、売り圧を和らげ長期保有意欲を促している。

さらに、ビットコインが15万ドル、20万ドルなどの重要節目を突破した際に、大規模エアドロップが実施され、コミュニティの参加意欲が高められている。

この設計によりBTCBULLは、話題性頼みのミームコインとの差別化に成功。2025年に上場が期待される仮想通貨プロジェクトとして注目されている。

BTC Bull Tokenの公式サイトを見てみる

2. モネロ(XMR):匿名性を強化したプライバシー重要の仮想通貨

多くの仮想通貨プロジェクトがコンプライアンスを重視する方向へと移行する中、モネロは匿名性と機密性を追求し、リング署名およびバレットプルーフ技術を強化してきた。

2025年以降、プライバシー保護は単なる理念ではなく、企業や分散型自律組織(DAO)が金融データを安全に扱うための実用的な機能として評価されている。

モネロのプロトコルは、スケーラビリティの向上とトランザクション検証の迅速化を目的にアップグレードを実施。これにより、ユーザー体験が向上し、Web3環境との連携性も強化された。

現在、モネロは分散型金融(DeFi)において、セキュリティ、情報の自由、完全な匿名性を実現する数少ないプロジェクトとして再注目されている。中央集権型ネットワークでは難しい引プライバシーを提供できる点が評価されている。

3. テゾス(XTZ):進化を遂げるスマートコントラクト

テゾスは、ブロックチェーンの課題である「フォークなき進化」を実現する数少ない仮想通貨プロジェクトだ。オンチェーンガバナンスを採用し、ネットワークの参加者が直接プロトコルのアップグレードに投票できる仕組みにより、コミュニティの分裂を回避しながら柔軟な進化を可能にしている。

このガバナンスモデルは、開発サイクルの迅速化とセキュリティリスクの低減に寄与しており、他のチェーンと一線を画す要因となっている。イーサリアム(ETH)がスケーラビリティやネットワーク混雑の課題に直面する中、テゾスは高速かつ低コストなスマートコントラクト機能を整備し、開発者にとって使いやすい環境の整備を進めている。

同プロジェクトはすでに、美術品や不動産のトークン化、さらにはロイヤルティプログラムへの応用など、現実世界のユースケースでも採用が進んでいる。また、テゾス独自の「Liquid Proof-of-Stake」メカニズムは、従来のステーキングモデルに代わる柔軟な選択肢として注目されている。

著者: 佐山 美代子

2018年より仮想通貨投資を始め、同時に暗号資産ライターとしてキャリアをスタート。ビットコインをはじめとした主要仮想通貨の市場動向を追いながら、Web3.0分野のコンテンツ制作で豊富な経験を積んできました。専門性と読者理解を兼ね備えたライティングで、高品質な情報を提供します。