AI関連銘柄の暗号資産(仮想通貨)市場は10日、過去24時間で6.8%減少し、時価総額は約230億ドルを記録した。
市場全体が停滞する中、2025年上場予定の新しいAIエージェント仮想通貨「MIND of Pepe」は現在進行中のプレセールで資金調達額700万ドルを達成し、市場関係者の注目を集めている。
同プロジェクトは、人気のミームキャラクター「ペペザフロッグ」と人工知能技術を組み合わせた。これにより、仮想通貨トレーダーに市場分析の優位性を提供することを目指している。
MIND of Pepeが注目を集める背景には、従来のミームコインとは異なる革新的かつ実用性に優れた機能を備えている点がある。
AI機能で投資家に市場分析の優位性を提供
MIND of Pepeの最大の特徴は、X(旧Twitter)やRedditなどの複数のプラットフォームを常時スキャンするAIエージェントだ。 このAIは新たなトレンドや投資機会を識別する。MINDトークン保有者には独占的な市場分析情報が提供される。
この仕組みにより、投資家は有望な新規コインをいち早く発見し、投資判断に役立てることができる。 さらに、AIエージェントはブロックチェーンとの直接的なやり取りも可能で、ウォレット管理やトークン発行などの機能も備えている。
急速な資金調達とプロジェクトの将来性
MIND of Pepeのプレセールは1月13日に開始され、わずか1ヶ月で600万ドルの資金を集めた。 現在も1日に数十万ドルのペースで資金が流入しており、成長の勢いは衰えていない。
現在のプレセール価格は1MINDトークンあたり0.0034816ドルで取引されており、購入には仮想通貨またはクレジットカードの両方による決済が可能だ。
プロジェクトはBest Walletと提携し、アプリ内購入オプションも提供している。 プレセール終了後はトークン生成イベント(TGE)が実施され、その後分散型取引所(DEX)への上場が予定されている。
特筆すべきは、総供給量の10%が取引所上場用に確保されている点だ。 複数の仮想通貨インフルエンサーもこのプロジェクトに注目しており、YouTuberのCrypto Wire氏はMIND of Pepeを2025年の「トップミームコイン」と評価している。
持続的成長を目指すトークン設計と安全性への配慮
MIND of Pepeのトークノミクスは長期的な成長を見据えた配分になっている。
総供給量の25%はAIエージェントの運用と開発に、20%はマーケティングに、15%はコミュニティとステーキング報酬に、そして30%は開発に割り当てられている。 残りの10%は取引所上場用に確保されている。
セキュリティ面では、スマートコントラクトがCoinsultとSolidProofによる監査を受け、投資家に対する信頼性が高まっている。
このような特徴と透明性により、MIND of PepeのXアカウントはすでに1.7万人のフォロワーを獲得している。
さらに、今後はMINDトークンの市場デビューとAIエージェントの正式リリースが控えており、プロジェクト関係者と投資家にとって期待が高まっている。