仮想通貨バブルでの成長筆頭株Solaxy、1,700万ドル調達

ソラナ（SOL）は1日、2025年1月の1.16億ドルに及ぶ月間収益を達成を発表した。

これは、同月のイーサリアム（ETH）の月間収益1.07億ドルを上回る数値で、2024年12月の5900万ドルから96%の月間増加となる。

一方、イーサリアムの収益は同期間に39%減少。ソラナの成長は著しく、2024年1月にはわずか600万ドルの収益だったが、1年でイーサリアムを追い抜くほどになった。

現在、ソラナのネットワークでは1時間あたり83万ものアクティブアドレスが確認されている。

ソラナが急上昇｜トランプコインによる仮想通貨バブルの影響

ソラナの1月の急成長の要因の一つは、トランプ大統領が発表した自身の公式ミームコイン「トランプコイン（TRUMP）」の登場だ。

2025年1月、トランプコインはソラナネットワーク上でローンチ。価格は最初10ドル以下だったが、2日で75ドルに急騰し、時価総額150億ドルに達した。

現在はやや下落したものの、トランプコインは時価総額で世界第31位の暗号資産（仮想通貨）にランクインしており、多くのトランプ支持者がSolanaネットワークに参入するきっかけとなった。

ソラナの1日あたりの取引量は現在約4億3000万件に達しており、ネットワーク上にロックされたトークン価値（TVL）も110億ドルを超えている。

さらに、トランプコインが牽引した仮想通貨バブルは、最大のミームコインマーケットプレイス「Pump.fun」にも好影響を与えた。

これまでに680万以上のトークンがローンチされ、2025年1月だけで1億1672万ドルの収益を記録する結果となった。

ソラナの価格は2025年1月19日に最高値の295ドルに到達したが、その後28%の調整を経て現在は210ドル前後で推移している。

しかし、長期的な見通しは依然として強気であり、多くの投資家がこの価格を買い増しの好機と見ている。

ソラナは高速なトランザクション処理で知られている。

しかし、トランプコインによる仮想通貨バブルの影響で取引量が増加した結果、ネットワークが混雑し、遅延や取引失敗が発生する事象が度々発生した。

そこで登場したのが、Solaxy（SOLX）だ。Solaxyはソラナ初のレイヤー2ソリューションとして、ネットワーク混雑やスケーラビリティ問題を解決を図る。

Solaxyの技術は、個々のトランザクションを処理するのではなく、複数の取引をまとめて処理することでリソース消費を抑え、より高速で低コストな取引を実現する。

このアプローチにより、Solanaの課題である処理速度、混雑、スケーラビリティの問題が改善される見込みだ。

Solaxyのもう一つの特徴は、イーサリアムとソラナの両方の利点を兼ね備えていることだ。イーサリアムの流動性とソラナの高速処理を統合し、2つの仮想通貨エコシステムをつなぐ役割を果たそうとしている。

また、Solaxyの早期投資家には200%超のステーキング報酬が提供される点も、投資家の関心を集めている。

現在、Solaxyの先行販売が進行中で、すでに1730万ドル以上を調達している。価格は現在$0.001622だが、24時間以内に次の価格上昇が予定されており、この価格で購入できるのは今が最後の機会かもしれない。