Mind of Pepe、仮想通貨プレセールで630万ドルの資金を調達

暗号資産（仮想通貨）Mind of Pepe（MIND）は18日、開催中の仮想通貨プレセールで640万ドル（約9億7,000万円）の資金調達を達成した。AI機能とミーム要素を組み合わせた新規プロジェクトとして注目を集めている。

AIエージェントの特徴と機能

MINDの中核となるのは、SNSと分散型金融（DEX）を連携した自律型AIエージェント。X（旧Twitter）やRedditなどのプラットフォームから市場動向をリアルタイムで分析し、トークン保有者に独占的な投資情報を提供する。

開発チームは、ブロックチェーンとの連携機能も実装。ウォレット管理やトークンのローンチまで自動化することで、投資家の利便性向上を目指している。さらに、年率380%のステーキングプログラムも提供し、長期保有者への還元を重視している。

特に注目されているのは、イーロン・マスクのGrok 3との比較だ。「地球上で最も賢いAI」と評されるGrok 3の発表を受け、MINDのAIエージェントもより高度な取引支援機能の実装を計画している。

1月13日に開始された仮想通貨プレセールは、日々数十万ドルの投資が流入。次のマイルストーンとなる700万ドルを今週中に達成する見込みだ。現在のトークン価格は0.0033188ドルで、仮想通貨とクレジットカードでの購入に対応している。

トークノミクスでは、供給量の25%をAIエージェントの運用に、30%を開発に割り当て。長期的な成長を重視した設計となっている。セキュリティ面では、CoinsultとSolidProofによるスマートコントラクトの監査も完了している。

人気YouTuberのCrypto Wireは、MINDを2025年の「トップミームコイン」の一つとして評価。ClayBroも早期投資家への高リターンを予測している。

プロジェクトのXアカウントは既に1万7,000人のフォロワーを獲得。プレセール終了後のトークン生成イベント（TGE）とDEX上場に向けて、市場の期待が高まっている。

AIエージェント市場は2025年以降、急成長が予測されており、2030年には471億ドル規模に達するとの見方もある。MINDの開発チームは、この成長市場でのリーダーシップ確立を目指している。

現在、Best Walletとの提携によりアプリ内での購入も可能となり、アクセシビリティの向上も図っている。取引所上場に向けて総供給量の10%を確保するなど、流動性の確保にも注力しており、プロジェクトの持続的な成長への期待が高まっている。