暗号資産(仮想通貨)Mind of Pepe(MIND)は13日、開催中のプレセールで日平均約20万ドル、現在までに600万ドルに迫る資金を調達している。
AIエージェントとミームコインを組み合わせた新たなICO仮想通貨として注目を集めている。
プレセール詳細と参加要件
プレセール価格は現在0.0033055ドルに設定され、投資家はイーサリアム(ETH)やテザー(USDT)、BNBでの購入が可能となっている。最低投資額の制限は設けられていない。
自己進化型AIエージェントを核に据えた独自性
Mind of Pepeの特徴は、自己進化型AIエージェントの実装にある。
このAIエージェントは人間の介入なしに自律的に動作し、ソーシャルメディア上でのコンテンツ作成や、フォロワーとの交流を自動で行う。
また分散型取引所(DEX)と連携し、市場データの収集・分析も実施する予定だ。
セキュリティ対策とトークン配分
セキュリティ面では、SolidproofとCoinsultによる2度の監査を実施済み。重大な問題点は発見されていない。
また、総供給量の10%を流動性プールに配分することで、ラグプルなどのリスク軽減を図っている。
トークノミクスでは、取引所上場に10%、AIエージェントの運用に25%、マーケティングに20%、コミュニティ報酬に15%、開発費用に30%が配分される。
開発とAI運用に全体の55%が充てられており、長期的な発展を重視した設計となっている。
ステーキング機能と市場予測
プロジェクトはすでにステーキング機能を導入しており、現時点で9億以上のMINDトークンがステーキングされている。
年間利回り(APY)は388%に設定されているが、今後段階的に引き下げられる予定だ。
市場調査会社の分析によると、AIエージェント市場は2024年時点で51億ドル規模だが、2030年には471億ドルまで成長すると予測されている。
MINDの価格予想では、上場後に10倍以上の上昇を見せる可能性があると期待されている。
段階的な開発ロードマップ
ロードマップによると、プロジェクトは3段階で展開される。
現在の先行セール段階を経て、次のフェーズでは中央集権型取引所(CEX)および分散型取引所への上場を予定。
最終フェーズでは、AIエージェントの本格稼働とエコシステムの拡大を目指している。
先行セールへの参加方法や最新情報については、プロジェクトの公式X(旧Twitter)アカウントやTelegramチャンネルで確認できる。
なお、1月14日に開設された公式Xアカウントは、すでに3000人近いフォロワーを獲得している。
AI関連トークンの市場動向
仮想通貨市場では、ChainGPT(CGPT)やVirtuals Protocol(VIRTUAL)など、他のAI関連トークンも注目を集めている。
特にVIRTUALは1年以内に数百倍の価格上昇を記録しており、AIエージェント分野への投資家の関心の高さを示している。