暗号資産(仮想通貨)イーサリアム(ETH)は2日、35万6578円で推移している。1ヶ月で約28%下落し、短期的に弱含みの展開が続いている。
市場では主要通貨の動きが注目される中、ソラナ(SOL)エコシステム上に構築された新プロジェクト、Solaxy(SOLX)が静かに関心を集めている。このレイヤー2スケーリングソリューションは、従来のブロックチェーンが抱える課題解決の鍵として期待を集めている。
イーサリアムの現状
イーサリアムはスマートコントラクトと分散型金融(DeFi)のパイオニアとして仮想通貨市場で確固たる地位を築いてきた。しかし、ネットワークの混雑やガス代の高騰といった課題が継続的に指摘されている。
同プラットフォームのレイヤー2ソリューション市場は100億ドル規模に成長し、アービトラムやスタークネットなどが台頭しているものの、基盤となるETH自体の価格パフォーマンスには弱さが見られる。
Solaxy(SOLX)の可能性
2024年12月に立ち上げられたSOLXは、ソラナブロックチェーン上のレイヤー2スケーリングソリューションとして、ネットワークの混雑解消とスケーラビリティ向上を目指している。
プロジェクトの強みは、ソラナの高速処理能力を活かしながら、オフチェーン処理によるさらなるスケーラビリティの向上を実現する点にある。
推定176%というステーキング報酬も、初期投資家にとって魅力的なインセンティブとなっている。
現在行われている仮想通貨プレセールでは、すでに2300万ドル以上を調達しており、プレセール段階でのSOLX価格は約0.001644ドル(約0.25円)となっている。
ETHが一時的に弱含む市場環境の中、Solaxyは投資家にとって新たな選択肢となる可能性を秘めている。ソラナエコシステムの成長と共に発展していくこのプロジェクトは、2025年以降も要注目だ。