新興銘柄「Solaxy」、ミームコイン市場の覇権争いに急浮上

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ドージコインとシバイヌのマスコットが対峙し、その間にSolaxyを象徴する太陽が昇っている様子

ミームコイン市場の時価総額1位と2位を誇るドージコイン(DOGE)とシバイヌ(SHIB)は13日、過去7日間でそれぞれ19.7%と9.8%の大幅な下落を記録した

これら2銘柄は、2025年の市場優位性をめぐり激しい競争を繰り広げている。長年にわたり巨大なコミュニティを築き、予想を超える価格高騰を遂げた両者だが、「長期的な成長性が高いのはどちらか」という議論が投資家の間で活発化している。

一方、新興プロジェクト「Solaxy(SOLX)」が3月の主要仮想通貨プレセールで急浮上し、両者を凌ぐ可能性も注目されている。

ドージコインとシバイヌ – 2025年の優位性争い

ドージコインとシバイヌは、2025年のミームコイン市場の支配を目指すが、それぞれ戦略が異なる。

ドージコインはイーロン・マスクの継続的支持を受け、彼が運営するプラットフォームXへの決済統合が実現すれば大きな追い風となる。

Xのアナリスト、アリ・チャーツ氏は、ドージコインが0.19ドルのサポートを維持すれば10ドルへの大幅上昇が期待できると述べた。

シバイヌは話題性から実用性へ軸足を移し、取引手数料削減とスケーラビリティ向上を実現する技術を備えたレイヤー2ネットワーク「Shibarium」を立ち上げた。

さらに、継続的なトークンバーンによる供給制限が価格上昇を後押ししている。結果として、ドージコインは広く認知される一方、シバイヌはエコシステムの拡充により長期成長が期待され、投資家が知名度と機能性のどちらを重視するかで市場優位が決まるだろう。

Solaxy – ミームコイン競争の真の勝者になる可能性

Solaxyは、ソラナ(SOL)の高速性と低コストを背景に、イーサリアム(ETH)のDeFi(分散型金融)の流動性とセキュリティの強みを融合したマルチチェーンアプリケーションレイヤーを構築している。

イーサリアムはスケーリング課題を抱えつつも仮想通貨セクターを牽引しており、Solaxyは両ネットワークの強みを統合して機能的なエコシステムを実現する。

SOLXトークンはマルチチェーントークンとして開発され、ソラナとイーサリアム間でシームレスな資産移動を可能にする。これにより、各ブロックチェーンの制約を克服し、開発者やトレーダーに新たな可能性を提供する。

Solaxyのプレセールはこれまでに総額2500万ドルを突破し、現行トークン価格は0.001656ドルで取引されている。さらに、最大161%の年率利回り(APY)を誇るステーキング報酬により、約72億SOLXトークンがステーキングされている。

人気仮想通貨アナリストのクレイブロ氏は、SOLXトークンを潜在的な長期投資先と評価した。同氏は現時点で好条件の参入機会とみなし、今後の価格上昇が期待される。

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峯 竜也

暗号資産とブロックチェーン技術に特化したジャーナリスト。業界の最新動向や市場分析を発信。技術的な深掘りから初心者向けガイドまで、幅広い読者に向けたコンテンツ制作を得意とする。