仮想通貨(暗号資産)市場ではこのほど、長らく注目されてきたドージコイン(DOGE)が勢いを失い、投機資金がよりダイナミックな新プロジェクトやミーム銘柄に向かい始めている。
従来型のミーム銘柄だけでなく、AIやコミュニティ性を融合した新銘柄に期待が集まっている。
本記事では、2025年に注目すべき成長銘柄4選を仮想通貨投資家向けに解説する。
① PEPE|イーサリアム上で下げ止まりから反転の兆し
ペペコイン(PEPE)はイーサリアム(ETH)基盤のミーム銘柄で、長期調整局面を経て現在は安定・反転のテクニカルシグナルを示している。
直近では3月以降続いた下落トレンドのブレイクアウトも確認された。
アナリストは0.0000095~0.000015ドルまでのレンジを中間ターゲットとして注視。週足レベルではまだ不安定で、MA50・MA30が抵抗線となっており、20日EMAの上抜けが強気転換のカギとなる。
押し目を熱心に観察する投資家は、守られたサポートとトレンド転換の兆し、シンプルなチャート構造に注目する。
② FARTCOIN|ソラナ系で米ドル防衛線維持とスマートマネーの存在感
ファートコイン(FARTCOIN)はソラナ(SOL)上のミーム銘柄で、1.43ドルまで上昇。
大口やインテリジェント投資家の買い集めもデータから明らかとなっている。
直近では4時間足チャートでカップ&ハンドルパターンを形成し、強い上昇トレンドを示唆。
相対力指数(RSI)は現在66付近で推移し、過度な買われゾーンに近づきつつもさらなる上昇余地を残す。
このまま上昇を継続する場合、1.70ドルに向けて勢いを増す可能性がある。
一方で、0.95ドルのサポートを下抜けると、短期的な調整リスクが高まる。
③ PENGU|戦略的流動性管理とコミュニティ主導で爆発的上昇
PENGUはソラナ基盤のミームコインで、4月22日以降、約250%の急騰を記録し、現在の価格は0.0132ドルで推移。
2時間足(H2)チャートでは、明確なアキュムレーション局面を経て、流動性確保のための動きが観察され、現在は新たな価格帯への展開を示唆している。
上下に流動性の塊が形成されており、ストップ狩り後の供給帯への急上昇も想定される。
チャート構造の明快さと、ミーム特有の活気あるコミュニティが短期的な上昇を後押ししており、最近のUpbit上場やRobinhoodでの取引開始がさらなる注目を集めている。
④ MIND of Pepe|AI融合型次世代ミーム、新基軸を打ち立てる
MIND of Pepe(MIND)はAI技術とミーム文化を融合した新鋭で、イーサリアムチェーン上に展開している。
自己進化型AIエージェントがX(旧Twitter)等でユーザーやインフルエンサーと対話し、市場トレンド発信や新規トークンローンチも自動化。
AIトレーディング機能はいよいよ稼働秒読みとなり、投資家の関心が高まっている。
直近のプレセールは約900万ドル調達、上場期待で43%の上昇を記録し、最大年利301%のステーキングも注目を浴びている。
Web3トレンドであるAIとブロックチェーン融合が評価されており、2025年末には0.0065ドル到達の予測も浮上した。
斬新な技術展開とコミュニティ体験の革新性から、今後の仮想通貨 投資の主役候補との呼び声が高い。