市場暴落時に注目の仮想通貨 投資先|ARKM、RAD、BTCBULL

私たちを信頼する理由
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仮想通貨市場の暴落からの反発を示すチャートとRAD、ARKM、BTCBULLのロゴ

暗号資産(仮想通貨)市場はこのほど、米国、中国、メキシコ、カナダ間の関税戦争に起因する投資家の不安から大幅な下落に見舞われている。

一方で経験豊富なトレーダーは、市場が大きく下落している時こそ最高の取引チャンスが潜んでいると考えている。

そのためアーカム(ARKM)や仮想通貨プレセールで注目のBTC Bull Token(BTCBULL)などのトークンに対して一部の専門家がまだ強気な見方を示している。

仮想通貨市場の暴落は黄金の投資機会か

現在は仮想通貨投資家にとって厳しい時期だ。米中間の関税戦争やメキシコ、カナダを巻き込んだ国際的な経済緊張により、投資家はリスク資産を手放している。

これらの経済的緊張は連鎖反応を引き起こし、S&P 500は昨日だけで1.4兆ドル(約208兆6000億円)の損失を出し、マイクロストラテジーやコインベースといった仮想通貨関連株は二桁の下落となった。

7億ドル(約1042億3000万円)以上の清算が発生する中、ビットコイン(BTC)や他の仮想通貨が強固なサポートレベルを見つけるのに苦戦している。仮想通貨恐怖・強欲指数も2年ぶりの低水準である24まで下落し、「極度の恐怖」地域に入っている。

アーカム価格、Upbit上場で60%上昇

専門家がまだ強気な見方をしている仮想通貨 投資先の一つがアーカム(ARKM)だ。人工知能(AI)を活用したこのブロックチェーン分析プラットフォームは、韓国最大の取引所であるUpbitにARKMが上場したことで本日60%の価格上昇を記録した。その後ARKMは若干下落したが、保有者はまだトークンの見通しに楽観的だ。

アーカムの中核的な価値は、ブロックチェーン取引の匿名性を解除する能力にあり、不正や違法活動を追跡する機関にとって重要なツールとなっている。「ULTRA AI」エンジンは複数のチェーンにわたって仮想通貨ウォレットアドレスをマッピングし、「インテル取引所」では盗難資金の追跡など、ブロックチェーン情報の取引が可能になっている。

人気トレーダーのムーン・ウェールズ氏は、ARKMが0.70ドル(約104円)のレベルを「クリーンなブレイクアウト」すれば、トークンのラリーが続く可能性があると述べている。

Radworksにも大きな上昇を予測

アーカムに加え、専門家はRadworks(RAD)にも強気だ。このプロジェクトは分散型ソフトウェア開発の未来を形作っており、検閲耐性のあるツールはWeb3インフラの重要な部分となっている。

CryptOpus氏によれば、RADは週足チャートで下降ウェッジからのブレイクアウト直前にあるという。これは典型的な強気のパターンだ。このトークンはすでに過去1日だけで39%上昇している。

Radworksの主力ツールであるRadicleとDripsは2023年以来1,200以上のプロジェクトに資金を提供している。これらのツールへの需要が高まるにつれて、RADもそれに伴って上昇する可能性がある。

実際、RADのスポット取引量は昨日から625%急増し、コインマーケットキャップのトレンド仮想通貨リストにもランクインしている。

BTC Bull Token、次の大型ミームコインになる可能性

市場の下落にもかかわらず、好調を維持しているもう一つのコインがBTC Bull Token(BTCBULL)だ。イーサリアム上に構築されたこのトークンは、実際のビットコインで保有者に報酬を与えながら、デフレ型のトークノミクスで希少性を高めるように設計されている。

ビットコインの価格マイルストーンに直接リンクしており、ビットコイン価格が15万ドル、20万ドルなどの節目に達するとビットコインのエアドロップが保有者に与えられる。さらに、チームはビットコイン価格の主要レベルで15%のトークン供給量を削減し、BTCBULLの長期的価値を高める予定だ。

同プロジェクトはプレセールで約350万ドル(約5億2150万円)を調達し、年間123%と推定されるステーキング報酬も提供している。

BTC Bull Token公式サイトを確認する

峯 竜也

暗号資産とブロックチェーン技術に特化したジャーナリスト。業界の最新動向や市場分析を発信。技術的な深掘りから初心者向けガイドまで、幅広い読者に向けたコンテンツ制作を得意とする。