暗号資産(仮想通貨)全体の時価総額は5日、直近30日間で11.7%上昇し、約3.36兆ドルの水準にある。
仮想通貨市場で強気相場が続いている中、2025年に大幅な成長ポテンシャルを持つ4つの仮想通貨おすすめ銘柄が投資家の注目を集めている。
リップル(XRP)やドージコイン(DOGE)といった実績のある銘柄に加え、Solaxy(SOLX)やSnorter Bot(SNORT)などの仮想通貨おすすめトークンを以下、個別に解説する。
仮想通貨おすすめ①|リップル
リップルは、国際送金における迅速かつ低コストな決済ソリューションの提供を目指す仮想通貨プロジェクトだ。
2012年の登場以来、仮想通貨おすすめ銘柄として、常に仮想通貨市場で高い注目度を維持している。
「銀行の仮想通貨」とも形容され、既存の国際送金システムSWIFTの代替となり得るXRPレジャーという独自の分散型台帳技術を基盤としている。
現在、XRPの価格は約0.22ドル(約32円)前後で推移しており、時価総額は約1280億ドル(約18.4兆円)で、依然として上位に位置している。
長らく続いていた米証券取引委員会(SEC)との訴訟は、2025年5月に和解に至り、XRPの公的販売が証券法に違反しないという過去の判決の一部が維持され、不確実性が大きく後退した。
この和解は、XRPの法的明確性を高め、金融機関による採用拡大やXRPスポット上場投資信託(ETF)承認への期待感を高める可能性がある。
リップル社は中央銀行デジタル通貨(CBDC)分野でも積極的に実証実験を進めており、国際的なユースケース拡大が今後の成長の鍵となる。
仮想通貨 おすすめ②|ドージコイン
ドージコイン(DOGE)は、2013年にインターネットミームの「Doge」(柴犬)をモチーフに誕生した仮想通貨おすすめコインだ。
発行上限がなく、ライトコイン(LTC)の技術をベースに開発された。
当初はミーム銘柄として始まったが、強力なオンラインコミュニティと、イーロン・マスク氏をはじめとする著名人の度重なる言及により、驚異的な知名度と価格上昇を経験した。
現在、DOGEの価格は約0.18ドル(約26円)前後で取引され、時価総額は約270億ドル(約3.9兆円)と、ミーム銘柄の筆頭格としての地位を確立している。
過去にはイーロン・マスク氏がXのロゴを一時的にドージコインの犬に変更したり、テスラの決済手段として試験的に導入したことなどが価格に大きな影響を与えた。
最近では、より実用的なユースケースの模索や、他のブロックチェーンとの連携などもコミュニティ内で議論されているが、依然として市場心理や著名人の動向に価格が左右されやすい特性を持っている。
仮想通貨おすすめ③|Solaxy
Solaxyは、ソラナ(SOL)ブロックチェーン初のレイヤー2ソリューションとして注目を集めている仮想通貨おすすめプロジェクトだ。
ソラナはその高速性と低コストで人気を博しているが、ユーザー数の急増に伴い、時折トランザクションの遅延やネットワークの不安定性といったスケーラビリティの問題に直面してきた。
Solaxyは、これらの課題を解決し、ソラナエコシステムの処理能力を大幅に向上させることを目指している。
Solaxyは先行セール期間の最終段階にあり、6月16日に終了予定とされている。
既に4400万ドル(約63億円)近い資金調達に成功し、公開テストネットもローンチされている。
特徴としては、ロールアップ技術などを活用した取引処理速度の向上、取引手数料の削減、そして高い年利回り(APY)を謳うステーキング機能などが挙げられる。
先行販売終了後の主要取引所への上場やメインネットの本格稼働が、プロジェクトの真価を問う次のステップとなる。
新興プロジェクトであるため、高いリターンが期待される一方で、リスクも伴う点に留意が必要だ。
Solaxy公式サイト|X(旧Twitter)|ホワイトペーパー
仮想通貨おすすめ④|Snorter Bot
Snorter Botは、特にソラナチェーン上の取引に強みを持つ、テレグラムベースのトレーディングボットを提供する仮想通貨おすすめトークンだ。
近年、テレグラムを活用したトレーディングボットは、分散型取引所(DEX)での迅速な取引や、新規トークンのスナイピング(上場直後の早期購入)を可能にするツールとして人気が高まっている。
Snorter Botもその一つで、高速な取引実行、コピートレード機能、ポートフォリオ追跡機能などをテレグラムアプリ内で完結できる点を特徴としている。
現在、SNORTは先行販売段階にあり、2025年夏後半の取引所上場を目指している。
プロジェクトは、競合ボットよりも低い取引手数料や、ラグプルとハニーポットを検知するシステムを特徴としている。
現在はソラナベースだが、将来的にはマルチチェーン対応も計画している。
先行販売段階のプロジェクトであり、ボットの実際の性能やセキュリティ、トークンの市場評価は未知数な部分もあるため、投資には慎重な判断も求められる。