米マイニング企業CleanSpark、自社採掘BTC保有量が1万枚突破

私たちを信頼する理由
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米国のビットコインマイニング企業CleanSpak Inc.は9日、自社のビットコイン保有量が1万枚を超えた。これらは全て米国内の採掘施設で生産されたものだという。

全て米国産、持続可能な成長戦略の成果

同社のザック・ブラッドフォードCEOは、この達成について「運営の優位性と戦略的成長、規律ある資本管理への取り組みを反映している」と述べた。

暗号資産(仮想通貨)業界において、全てのビットコインを自国内で採掘する戦略は、米国のエネルギーと雇用を活用した持続可能な成長モデルとして注目を集めている。

前年比236%増、市場環境への適応力を示す

CleanSparkのビットコイン(BTC)保有量は、前年比で236%増加した。同社のゲイリー・ベッキアレリCFOは「2021年12月に最初のビットコインを採掘して以来、業界をリードする事業運営に進化してきた」と説明している。

リスク管理と規律ある資本戦略に基づいた運営が、この成長を支えている。

米国マイニング産業における新たな指標の確立へ

同社は現在、米国内の複数の採掘施設を運営している。競争力のあるエネルギーコストと効率的な運営により、株主への高いリターンを実現している。

また、不適切なカウンターパーティーエクスポージャーを回避し、保有するビットコインを活用して資本コストを低減する戦略を取っている。

持続可能な成長モデルの確立

この達成は、ビットコインマイニング業界における運営の健全性と財務リーダーシップの新たな基準となる可能性がある。

米国内での採掘にこだわり、持続可能な事業モデルを構築してきたCleanSparkの取り組みは、グローバルなデジタル資産エコシステムの発展に貢献することが期待される。

今後も同社は、長期的な価値創造と責任ある財務イノベーションの推進を続けていく方針だ。

By 早藤佑太

2020年より暗号資産(仮想通貨)投資を開始。2021年よりSNSやブログでもコンテンツ発信を開始。2025年よりICOBenchのライターとして参加。

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