暗号資産(仮想通貨)イーサリアム(ETH)は17日、1ヶ月で約30%下落し28万4550円前後で推移している。
長年、仮想通貨市場で注目を集めてきたイーサリアム、カルダノ(ADA)、リップル(XRP)だが、ここ数か月はパフォーマンスが低迷し、投資家たちに期待された利益をもたらせていない。最近の価格回復にもかかわらず、依然として赤字圏での取引が続いている。
その一方で、ソラナ(SOL)ベースの新興ミームコインSolaxy(SOLX)が注目を集めている。同プロジェクトのプレセールは既に2600万ドル(約38億7400万円)を超え、価格予測では仮想通貨の1000倍銘柄として成長が見込まれている。
主要仮想通貨の最近の動向と今後の見通し
カルダノは2月のラリー後、3月初めから低迷している。過去7日間で18%、3か月間では33%下落した。過去1年間では、特に115%上昇しているビットコイン(BTC)と比較して、競合他社に遅れを取っている状況だ。
イーサリアムは1849ドル(約27万5501円)を回復したものの、3週連続で遅れをとっている。過去30日間で27%下落し、2023年10月以来の最安値となる1804ドル(約26万8796円)まで下落した。
リップルは過去7日間で赤字での取引が続いているものの、SECとの訴訟で肯定的な進展があり、一日で2.5%上昇して2.28ドル(約339円)まで回復した。過去30日間では4.7%の下落となっている。
Solaxy:1000倍の成長が予測される新興プロジェクト
カルダノ、イーサリアム、リップルが一部の損失を回復しつつあるが、すべてのプロジェクトは過去最高値から遠く離れており、市場競争の激化によって欠点が浮き彫りになっている。
そんな中、ソラナのレイヤー2プロジェクトであるSolaxyが、これらの既存プロジェクトを凌駕する可能性がある新興プロジェクトとして注目されている。
Solaxyはイーサリアムの流動性とソラナの高速かつ低コストな取引を革新的なブロックチェーンに統合することを目指している。特にソラナの課題である輻輳と失敗した取引の解決を図っている。
プレセールで2610万ドル(約38億8890万円)以上を調達したソラクシーは、著しい投資家の信頼を得ている。このプロジェクトは、1000倍のリターンが予測された後、現在最も有望な仮想通貨プレセールの一つとされている。
SOLXの価格予測では、2026年に0.075ドル(約11.2円)に達し、10年後には0.38ドル(約56.6円)に達する可能性があるとされている。