暗号資産(仮想通貨)カルダノ(ADA)は12日、120.26円で推移している。
グレースケールによるスポットETF申請を受けて17%急騰し、仮想通貨プレセール市場にも新たな動きが出ている。
カルダノ(ADA)の価格急騰
グレースケールのETF申請により、ADAトークンは0.79ドル前後で取引され、1週間ぶりの高値を記録。
この急騰で26%の価格上昇を達成し、スポット市場の取引量も85%増の15億ドルに達した。
SECがビットコイン(BTC)のスポットETFを承認してから1年、アルトコインへの期待が高まっている。
グレースケールの申請は承認の保証ではないものの、ビットコインやイーサリアム(ETH)以外の仮想通貨への関心が強まっていることを示している。
カルダノの2025年ビジョン
今年はカルダノにとって重要な転換点となる可能性がある。「ハイドラ」アップグレードによるLayer-2スケーリングの導入で、トランザクション速度の向上が期待される。
また、「BitcoinOS」イニシアティブにより、ビットコインユーザーがBTCを保持したままカルダノのDeFiエコシステムにアクセス可能となる。
現在、34以上の分散型金融(DeFi)プロジェクトが稼働し、3億8,000万ドル以上の資産がロックされている。
Solaxy(SOLX)の急成長
ソラナ(SOL)ベースのレイヤー2プラットフォーム「Solaxy」が、プレセールで2000万ドルの資金調達に迫っている。
0.001632ドルで取引されるSOLXトークンは、ソラナの混雑問題を解決し、イーサリアムとの相互運用性も確保する。
初期投資家向けのステーキングプログラムも好評で、数十億トークンがすでにロックされている状況だ。
先行するカルダノの成功は、レイヤー2ソリューションへの期待をさらに高めている。