暗号資産(仮想通貨)ビットコイン(BTC)の価格は17日、過去24時間で1%下落し、執筆時点で83,388ドル(約1,242万円)で取引されている。取引量は95%増加し、243億1,000万ドル(約3.6兆円)に達した。
この価格下落は、ある大口投資家(クジラ)が3億6800万ドル(約549億円)を40倍のレバレッジでビットコイン価格の下落に賭けたタイミングと一致している。この大規模な空売りは、3月19日に予定されている米連邦公開市場委員会(FOMC)会合を前に行われた。
ビットコイン価格分析:82,000ドルの強い支持線
ビットコイン価格は82,000ドル(約1,222万円)付近に強い支持線を形成しているものの、85,000ドル(約1,267万円)の抵抗線によって上値が抑えられている。過去24時間でビットコインはこれら両方のレベルをテストし、活発な値動きを見せた。
ボリンジャーバンドは週末と比較して大幅に拡大しており、価格は上限と下限の間で頻繁に変動している。これは通常、強気のシグナルと見なされる。相対力指数(RSI)も同様に、売られすぎの領域から買われすぎの領域まで変動しており、トレーダーが底値買いと高値売りを繰り返していることを示している。
クジラ投資家による大規模な空売りポジションの形成により、今後数時間から数日の間にビットコイン価格が大幅に下落する可能性もあるが、現時点では急激な価格変動がデイトレーダーに利益機会を提供している。
ビットコインに変わる新たな仮想通貨 投資先
現在のビットコイン価格変動を懸念する投資家にとって、BTC Bull Token(BTCBULL)が新たな仮想通貨 投資先となっている。同プロジェクトは現在プレセール中で、自らを「ビットコインの公式ミームコイン」と位置付けている。
BTCBULLの目的はビットコイン価格の上昇を後押しするとともに、コミュニティメンバーに収益機会を提供することにある。
具体的には、ビットコイン価格が150,000ドル、200,000ドル、250,000ドルなど、プロジェクトウェブサイトに記載された目標を突破するたびに、BTCBULL保有者に無料でビットコインがエアドロップされる仕組みだ。
現在ビットコイン価格は83,000ドル以上で推移しているが、BTCBULLはプレセールにて0.002415ドル(約0.36円)で購入できる。最初のエアドロップが実施されるビットコイン価格150,000ドルは、現在の価格からほぼ2倍の水準となる。
またBTCBULLには、ビットコイン価格が125,000ドルから始まり25,000ドル上昇するたびにトークンを永久に焼却するメカニズムも導入されている。これにより、2つのプロジェクトは密接に連携し、互いの成長を促進する可能性がある。
プレセール中のBTCBULLには既に372万ドル(約5.5億円)以上が投資されており、84万1,000人以上の登録者を持つ暗号資産YouTuber「Danjo Capital Master」は、BTCBULLに50倍の成長潜在力があると予想している。