ビットコイン、史上最高終値なるか｜新しい仮想通貨にも注目

ビットコイン（BTC）は29日、週足終値に向けてボラティリティを見せ、10万8500ドルを突破した。

週末の市場では、強気の相場構造とクジラと呼ばれる大口保有者の動きが重なり、価格を押し上げる要因となった。

ビットコインが上昇基調にある中、ビットコインの価格に連動するBTC Bull Token（BTCBULL）が、新たな仮想通貨として関心を集めている。

短期チャートは強気、ビットコインは新しい価格帯を目指す

コインテレグラフ・マーケッツ・プロとTradingViewの分析プラットフォームによると、BTC/USDは日中に1%上昇し、約2週間ぶりの高値をつけた。

流動性が低い時間外取引の環境では、少ない取引量でも価格が大きく動きやすい。

この状況下で、DEXであるハイパーリキッドの著名トレーダーであるジェームズ・ウィン氏が1390万ドル相当のBTCショートポジションを取ったことが市場の注目を集めた。

他のトレーダーがこのポジションを清算させようとする動きが見られた。

ウィン氏の清算価格は10万8630ドルに設定され、ビットコインの価格はこの水準に迫った。

その後、同氏はショートポジションを早期に決済し、約60BTCのロングポジションに切り替えている。

一方、チャート分析ではビットコインの強さが引き続き示されている。

人気トレーダーのオータム・ライリー氏はXで、15分足チャートの構造は明確に強気だと述べた。

同氏は、価格が高値を更新するたびに下落の反応はあるものの、常により高い安値を形成しており、売り圧力は徐々に弱まっていると分析した。

週足および月足のローソク足終値を目前に控え、暗号資産（仮想通貨）市場の関心は歴史的な価格水準に集まっている。

人気トレーダー兼アナリストのレクト・キャピタル氏は、注目すべき水準を解説した。

同氏は今週末、ビットコインが週足で最後の主要なレジスタンスを上抜けてクローズできるかどうかが重要だと指摘している。

もし達成されれば、ビットコインはこれまでに一度も経験したことのない週足終値を記録することになる。

キャピタル氏は、それが歴史的な出来事となり、新しい上昇トレンドへの道を開くと述べている。

ビットコインが歴史的な価格更新への期待を広げる中、そのエコシステム全体に資本家の関心が集まっている。

特に、ビットコインの成功に価値を直結させる新しい仮想通貨が登場し、市場の注目を集めている。

その代表格が、イーサリアム（ETH）を基盤とするBTC Bull Token（BTCBULL）だ。

この新しい仮想通貨は、ビットコインが特定の価格目標を達成するごとに、保有者に対して本物のビットコインをエアドロップするという画期的な仕組みを持っている。

さらに、ホワイトペーパーに記載のとおり、価格のマイルストーンに応じてトークン供給量の一部を焼却し、希少性を高めるデフレモデルも採用している。

30日でBTC Bull Tokenの先行トークン販売は終了となるが、7月7日午後11時の請求開始までは最終購入チャンス期間として購入が可能だ。

すでに先行トークン販売段階で770万ドル以上の資金調達に成功しており、プロジェクトへの信頼性も高いと言える。

ビットコインの価格上昇から間接的に利益を得られる新たな手段となることに加え、間近に迫った仮想通貨海外取引所への上場も控えている。

BTC Bull Tokenは今後の動向から目が離せない存在だ。

このような新しい仮想通貨のプロジェクトは、多くの資本家にとって仮想通貨ポートフォリオを多様化させる魅力的な選択肢となる。