ビットコイン(BTC)は7日、過去最高値から23%下落して76,600ドル(約1,110万円)を記録した。短期・長期保有者はこの下落局面を利用して買い増しを続けている。
価格下落にもかかわらずビットコインへの投資意欲が衰えない理由と、現在の市場環境で注目すべきアルトコインについて詳しく見ていこう。
ビットコイン買い増しを加速
保有期間が155日未満の短期保有者は、4月最初の5日間だけで15,000BTCを追加購入した。一方、長期保有者は2月初めから400,000BTCを買い増している。
この追加購入により、短期保有者の保有量は約370万ビットコイン、長期保有者は1,350万ビットコインに達している。特に注目すべきは短期保有者の動向だ。
通常、短期保有者は下落相場では資産を手放す傾向があるが、ビットコイン(BTC)に関しては逆の動きを見せている。
短期保有者が長期保有者の特性を示し始めているという事実は、市場が近い将来に急速な回復を見せる可能性を示唆している。
ビットコイン、10万ドル回復へ向かう兆候
トランプ大統領の関税政策が、ビットコイン投資家にとって好材料となる可能性が出てきた。米国株式市場では大幅な下落が起きる中、ビットコインは他の市場との相関性を弱める兆候を見せている。
関税発表後、S&P500指数は10%以上下落し、金(ゴールド)も4.8%下落した。一方、ビットコインは当初3%下落したものの、その後82,500ドル(約1,196万円)まで回復。現在は82,700ドル(約1,199万円)で取引されている。
この動きは「金が先導し、ビットコインが追随する」という市場の見方を再燃させている。2019年の強気相場では、金が年半ばに15%上昇した後、ビットコインが2020年に344%の大幅上昇を記録した。
今注目すべきアルトコイン2強
現在の市場環境は仮想通貨への投資ポジションを構築する絶好の機会だ。特にアルトコインやミームコインは、低い参入コストと大きな成長ポテンシャルを持っている。以下、現時点で投資を検討する価値があるプロジェクトを紹介する。
BTC Bull Token(BTCBULL)
ビットコインのポテンシャルは疑う余地がないが、その成長からさらに利益を最大化したい投資家にはBTC Bull Tokenが注目だ。このプロジェクトはトークン保有者に無料でビットコインを配布するという、他に類を見ない報酬システムを導入している。
ただし、無料のビットコインを受け取るには、BTCBULLトークンをBest Walletで保有する必要がある。ビットコイン配布は、ビットコインが15万ドル、20万ドル、25万ドルなどの新たなマイルストーンに到達するたびに行われる予定だ。
現在BTCBULLは0.002445ドル(約0.35円)でプレセール中であり、すでに440万ドル(約6.38億円)を調達している。
Solaxy(SOLX)
Solaxyは一見ミームコインだが、ソラナを改善するという革新的なミッションを持っている。ソラナは取引とユーザーの増加による混雑問題に直面しており、Solaxyはイーサリアムの流動性を活用し、ソラナの取引をオフチェーンで処理することでこの問題の解決を目指している。
さらに、Solaxyは取引を個別ではなくバンドルで処理することで、ソラナの手数料を削減し、ミームコイン愛好家にとってさらに魅力的なものにする計画だ。
現在0.001684ドル(約0.24円)でプレセール中のSOLXは、すでに2,920万ドル(約42.3億円)を調達している。