アルトコイン市場全体の時価総額は26日、約1.36兆億ドルで推移している。
ビットコイン(BTC)が新たな最高値を更新したことを受け、リップル(XRP)、カルダノ(ADA)、ソラナ(SOL)などの主要アルトコインが強気相場に転換する可能性が高まっている。
アルトコイン相場の転換点が到来
仮想通貨の大手投資家cyclop氏はこのほど、史上最大のアルトコイン・シーズンの到来を予測している。
cyclop氏は「最大のアルトコイン・シーズンが来る」と断言。同氏は過去3回のサイクルで約8000ドルを500万ドル以上に増やした実績を持つ。
cyclop氏によると、現在の状況は過去の強気相場と類似しており、「サイクルは破綻していない。動きが遅いだけだ」と分析している。
Classic bullrun cycle: BTC→ETH→ALTSZN
Everyone think "this cycle is different". It’s not
The reason alts didn’t pump before is BTC hadn’t hit ATHBTC just hit ATH
Retail & alt index still bottomedALTSZN is near. Here’s when, why, and how to prepare 🧵👇 pic.twitter.com/vs2qTB1oC6
— 𝗰𝘆𝗰𝗹𝗼𝗽 (@nobrainflip) May 22, 2025
過去のビットコイン最高値は2013年11月に1242ドル、2017年12月に1.9万ドル、2021年11月に6.9万ドルを記録したことを踏まえ、今回のサイクルもあと4〜5カ月の上昇余地があると予測した。
現在、人工知能(AI)関連のワールドコイン(WLD)が200円台で推移するなど、一部のアルトコインで上昇基調が見られている。
アルトコイン・シーズンが迫る中、注目の3銘柄について個別に解説する。
Solaxy(SOLX)|レイヤー2アルトコイン
Solaxy(SOLX)は、高速ブロックチェーンであるソラナ(SOL)上で初となるレイヤー2スケーリングソリューションとして開発が進められているアルトコインプロジェクトだ。
ソラナネットワークのトランザクション(取引)処理能力をさらに向上させ、ガス代(取引手数料)の大幅な削減を目指している。
これにより、分散型金融(DeFi)や非代替性トークン(NFT)、ゲームといった分野でのソラナエコシステムのさらなる発展に貢献することが期待されている。
既に4000万ドル以上という大規模な資金調達を完了しており、プロジェクトへの期待の高さが伺える。
2025年6月16日まで先行販売が実施されており、ソラナの課題解決と将来性に着目する投資家からの関心を集めている。今後の技術開発とエコシステムへの貢献に注目が集まっている。
Solaxy公式サイト|X(旧Twitter)|ホワイトペーパー
BTC Bull Token (BTCBULL)|BTC連動型アルトコイン
BTC Bull Token(BTCBULL)は、ビットコインの価格パフォーマンスに連動したユニークな報酬システムを持つアルトコインプロジェクトだ。
最大の特徴は「マイルストーン・ファーミング」機能で、ビットコインが市場で新高値を更新するたびに、トークン保有者に対してビットコインがエアドロップ(無料配布)される仕組みを採用している。
これにより、投資家はBTCBULLを保有しつつ、ビットコインの成長による恩恵も享受できる可能性がある。
プロジェクトは既に630万ドルの資金調達を達成しており、ビットコイン市場の盛り上がりとともに注目度が高まっている。
今後のロードマップでは、さらなる機能拡張や取引所への上場も期待されており、ビットコインに強気な投資家層へのアピールを強めている。
BTC Bull Token公式サイト|X(旧Twitter)|Telegram
Mind of Pepe(MIND)|AI系ミーム銘柄
Mind of Pepe(MIND)は、人工知能(AI)技術と世界的に人気のミームキャラクター「ぺぺ」を融合させた、ユニークなコンセプトを持つアルトコインプロジェクトだ。
AIを活用することで、これまでのミーム銘柄にはない新たなユーティリティやエンターテイメント体験の提供を目指している。
AIによるコンテンツ生成、コミュニティ運営の自動化、あるいは市場トレンドの分析などが想定される。
ミーム銘柄特有のコミュニティ主導の盛り上がりと、AI技術による持続的な価値創造の可能性を秘めている。
資金調達額は現在1000万ドルを突破しており、先行販売は5月31日で終了する予定だ。資金調達額の高さは短期的な注目度の高さとプロジェクトの勢いを示唆していると言える。
今後のAI活用事例の具体化と、AI仮想通貨としての話題性が鍵となる。