暗号資産(仮想通貨)全体の時価総額は21日、前日比-0.61%安を記録し、約3.53兆億ドルで推移している。
仮想通貨市場ではこのほど、新たなアルトコインの話題が集まっている。
エアドロップを活用して注目を浴びているのは、RIZE、DOOD、BTC Bull Token(BTCBULL)の3つの仮想通貨だ。
以下、個別に解説していく。
RWA×AIで注目のアルトコインRIZE
RIZEは、実世界資産(RWA)のトークン化と分散型AI開発を推進する「Rizenet」のネイティブユーティリティトークンだ。
Rizenetは、RWAに流動性をもたらし新たな投資機会を創出、また透明性の高い分散型AIの実現を目指す。
RIZEトークンは、Rizenet内でトークン化サービスの利用料支払い、プロジェクト方針を決定するガバナンス、分散型AIモデルへの貢献報酬など、アルトコインとして多彩な役割を担っている。
現在、RIZEはクラーケン(Kraken)やエアロドローム(Aerodrome)等の仮想通貨取引所に上場し市場の関心を集めている。
0.064ドル(約9円)がレジスタンスとして意識され、ここを上抜ければ上昇期待が高まる。
一方で、0.0485ドル(約7円)のサポートを割ると、0.040ドル(約6円)台への下落リスクも指摘されており、価格は重要な分岐点を迎えている。
ドージコインやNFT系プロジェクトの流れを継ぐDOOD
非代替性トークン(NFT)プロジェクト分野でも動きが出ている。
人気NFTコレクションのドゥードルズ(Doodles)は、カラフルな手描きキャラクターで知られているが、同プロジェクトが発行するネイティブトークンDOODもエアドロップで登場した。
Bored Ape Yacht Clubのエイプコイン(APE)やPudgy PenguinsのPENGU(2024年登場)といった先行するNFT関連トークンの成功を受けて、DOODにも市場の高い注目が集まっていた。
しかしDOODはエアドロップ直後の初動の高まり以後、5日間で35%下落している。
反転には0.0052ドル(約0.75円)のレジスタンス突破が重要視されており、ここを上抜けできれば0.00735ドル(約1.06円)までの上昇余地が見込める。
逆に0.0040ドル(約0.58円)割れでは新たな安値更新や投資家心理の悪化も懸念されている。
投資家にとってエアドロップは資産形成のチャンスとなることがある一方、上場直後の値動きの荒さや短期的な価格下落にも注意が必要だ。
アルトコイン市場の動向を注視し、自分自身で情報を確認しながらリスク管理を徹底した取引を心掛けたい。
BTC Bull Token(BTCBULL)の革新性と今後への期待
仮想通貨市場では現在、ビットコイン(BTC)の上昇局面やミーム銘柄人気を追い風に、新たなトークンが続々と登場している。
そのなかでも注目の存在がBTCBULLである。
BTCBULLはビットコインと連動したミーム銘柄として設計されており、保有者はビットコイン価格が一定水準に達した際、実際のビットコインがエアドロップで受け取れる仕組みだ。
また、BTCBULLはトークンが焼却されるデフレーションモデルを採用し、希少性の向上と共に資産価値向上の期待が高まっている。
現在は先行セール期間中で、1BTCBULLあたり0.00252ドルで販売されており、既に多くの個人投資家が関心を示している。
さらに、Best walletとの提携により、エアドロップやトークン管理が容易となり、初心者にも扱いやすい点が評価されている。
BTCBULLのユニークな点は、単なるミーム銘柄に留まらず、実際のビットコイン報酬や高いステーキング報酬(年率68%)を用意し、投資家への実利を重視している点だ。
コミュニティ主導で開発が進み、ビットコインの価格上昇とともにBTCBULL自体の価値も伸びる設計となっている。
ビットコインの上昇トレンドが続けば、BTCBULLが提供する独自の報酬とデフレ機能への注目は一層集まるだろう。
詳細な内容や購入方法、最新動向については、公式サイトで早めにチェックすることをおすすめしたい。