暗号資産(仮想通貨)市場は8日、過去24時間で0.8%下落し、約3兆411億ドルを記録した。
市場全体は、ビットコインが過去最高値を記録した際の上昇基調から一転し、現在は停滞感が広がっている。
こうした中、中国の大手人工知能(AI)プラットフォームであるDeepSeekによる複数のアルトコインに関する強気予測が、投資家や市場関係者の注目を集めている。
本記事では、DeepSeekがブレイクアウトの可能性があると分析した仮想通貨おすすめ銘柄を紹介する。
1. リップル(XRP)
DeepSeek AIの最新予測によると、リップル(XRP)は2025年に5ドルまで上昇する可能性がある。現在の約2.23ドルから2倍以上の値上がりが見込まれている。
この強気な見通しの背景には、米証券取引委員会(SEC)との訴訟が和解に至ったことや、国際的な評価の高まりがある。裁判所は、XRPの個人向け取引が有価証券に該当しないと判断し、法的リスクが後退した。また、国連がXRPを国際送金に適した資産として評価したことも好材料となっている。
さらに、ドナルド・トランプ前大統領がXRPを「戦略的仮想通貨準備金」の候補に挙げたことも、注目を集めた要因の一つだ。
現在、XRPは2ドル台を維持しており、今後3ドルの抵抗線を突破すれば、年内に5ドルへ到達する可能性があると予測される仮想通貨おすすめ銘柄だ。
2. ぺぺコイン(PEPE)
マット・フューリー氏の象徴的なカエルキャラクターに着想を得たぺぺコイン(PEPE)は、主要ミームコインのひとつとして定着している。2024年後半以降は、ミームコイン市場の時価総額ランキングで常に上位をキープしている。
現在の価格は約0.00001228ドルで、過去1ヶ月間で54.5%上昇。時価総額は51億ドルを超え、犬モチーフ以外のミームコインとしては最高水準の評価を受けている。
テクニカル面では、下降ウェッジのブレイクアウトが視野に入り、強気相場への転換が示唆されている。市場の関心がさらに高まれば、過去最高値の更新にも期待が高まっている。
3. カルダノ(ADA)
カルダノ(ADA)は、ブロックチェーン業界の人気銘柄として再び注目を集めている。イーサリアム(ETH)共同創設者のチャールズ・ホスキンソン氏が設立し、持続可能性と科学的アプローチに基づいた開発方針で知られている。
現在の取引価格は約0.6876ドルで、時価総額は243億ドルに達している。
DeepSeekは、ADAが年末までに7ドルへと到達し、現在の価格から約10倍に上昇する可能性があると予測。テクニカル指標もこの強気シナリオを裏付けており、投資家の関心が高まりつつある。
カルダノは、長期的に見ても成長の余地がある堅実なプロジェクトとされており、今後の市場動向に左右されながらも上昇余地は大きいと評価されている。
4. SUBBD Token(SUBBD)
新興アルトコイン「SUBBD Token(SUBBD)」が、2025年注目の仮想通貨おすすめ銘柄の一つとして関心を集めている。AIとクリエイター経済を融合させる独自のビジョンが評価されている。
同プロジェクトは、850億ドル規模に拡大するクリエイターエコノミーに変革をもたらすことを目指しており、従来の仲介プラットフォームを介さず、クリエイターがファンと直接つながり、コンテンツの配信と収益化を柔軟に管理できる仕組みを提供する。
現在、SUBBDは先行トークンセールを実施中で、すでに累計60万ドル以上を調達。1トークンあたり0.0556ドルで販売されている。初期投資家には、限定コンテンツへのアクセス権や、年利20%の固定リターンが得られるステーキング制度などの特典が用意されている。
既存のトークン分析に強みを持つAIツール「DeepSeek」ではまだ取り上げられていないが、SUBBDは次世代型の仮想通貨プロジェクトとして潜在的な成長余地が期待されている。