仮想通貨の世界では、資金調達の方法としてIEO(Initial Exchange Offering)が近年注目を集めています。
IEOは、取引所がプロジェクトを審査し、信頼性の高いトークンを投資家に提供する仕組みで、初めての方でも安心して参加できるのが魅力です。
本記事では、IEOの基本的な仕組みやメリット・デメリット、具体的な参加方法、
さらに過去の成功事例についてわかりやすく解説していきますので、ぜひ最後までご覧ください。
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仮想通貨のIEOとは?
仮想通貨のIEO(Initial Exchange Offering)とは、仮想通貨取引所が仲介して行う資金調達の方法のことを指します。
プロジェクトが自社のトークンを直接販売するICO(Initial Coin Offering)の改良版とも言えます。
IEOでは取引所がプレセール仮想通貨の販売や審査を代行するため、プロジェクトの信頼性が高まり、投資家にとっても安心感があります。特に詐欺的なプロジェクトが多かったICOの時代と比べ、IEOは安全性と透明性の面で優れていると評価されています。
IEOに参加するには、まず取引所のアカウントを作成し、指定された仮想通貨を準備する必要があります。
以下は、一般的なIEO参加の流れです。
- 対象の取引所でアカウントを開設し、本人確認(KYC)を完了させる
- IEOで使用される仮想通貨(例:BNBやUSDTなど)をあらかじめ購入しておく
- 取引所のIEOページでトークン販売のスケジュールや条件を確認する
- 販売開始時に申し込みを行い、割り当てられた分のトークンを受け取る
IEOは、取引所による厳格な審査を経て行われるため、一定の信頼性が担保されています。また、取引所内でトークンが上場されるケースが多く、流動性の確保という点でもメリットがあります。
一方で、人気のIEOでは倍率が高く、すべての投資家が希望通りのおすすめ仮想通貨を購入できるとは限りません。したがって、事前の情報収集とスケジュール管理が重要になります。
IEOは今後も注目される資金調達、仮想通貨投資手段の一つであり、仮想通貨市場の成長を支える重要な要素です。
仮想通貨のIEOにおけるメリット
ここでは仮想通貨のIEOのメリットを5つ紹介します。
- 信頼性の高いプロジェクト選定が行われる
- トークンの流動性が確保されやすい
- 購入手続きがシンプルで初心者にもやさしい
- セキュリティ面での安心感がある
- マーケティング支援による注目度の高さ
信頼性の高いプロジェクト選定が行われる
IEOは、仮想通貨取引所がプロジェクトを精査し、審査に通過したものだけが上場される仕組みです。この過程により、詐欺や信頼性の低いプロジェクトが排除されやすくなり、投資家にとってのリスクが軽減されます。
取引所のブランドを守るためにも、厳格な審査が行われることが多い点が特徴です。
トークンの流動性が確保されやすい
IEOでは、トークンが販売後すぐに上場されるケースが一般的です。そのため、投資家は購入したトークンをすぐに取引所で売買でき、流動性が高まります。
これにより長期間トークンを保持する必要がなく、市場での取引機会も広がるため、短期的な利確を狙う投資家にも適した仕組みです。
購入手続きがシンプルで初心者にもやさしい
IEOは、仮想通貨取引所のアカウントを持っていれば、そのプラットフォーム上で簡単にトークンを購入できます。
複雑なウォレットの操作やスマートコントラクトの署名などは不要なため、初心者でも迷わず参加できるのがメリットです。安全性と利便性の両方を兼ね備えた投資方法といえます。
セキュリティ面での安心感がある
IEOは、トークン販売と資金管理を取引所が一括して行うため、ハッキングなどのリスクが軽減されます。
ユーザーは信頼できる取引所のインフラを利用することで、自身の資金や個人情報を保護しながらトークン購入が可能です。
セキュリティ対策が整った環境で投資できる点は、IEOの大きな魅力といえるでしょう。
マーケティング支援による注目度の高さ
IEOを実施するプロジェクトは、取引所のプロモーション支援を受けることができます。
公式サイトやSNS、メディアなどを通じて広く認知されやすく、プロジェクトへの注目度も自然と高まります。
結果として、上場直後に価格が上昇する可能性も高く、投資家にとって好材料となります。
仮想通貨のIEOにおけるデメリット
IEOにはいくつかのメリットがありますが、一方でデメリットも存在します。
- 抽選に頼るため不確実性が高い
- 取引所への依存が強い
- 参加できる取引所が限られる
- 規制リスクが存在する
- 価格の変動が大きい
抽選に頼るため不確実性が高い
IEOに参加しても、抽選に当たらなければトークンを購入できません。これにより、期待していた投資ができない可能性があります。投資のチャンスを逃すと、利益を得る機会も失うことになるので注意が必要です。
取引所への依存が強い
IEOは特定の取引所が主導するため、その取引所がしっかり運営されているかどうかが重要です。もし取引所に問題があれば、その影響はプロジェクトにも及びます。つまり、取引所の信頼性に大きく依存する投資方法です。
参加できる取引所が限られる
IEOは特定の取引所でしか行われないため、その取引所に口座を持っていないと参加できません。また、アカウント作成や本人確認(KYC)が必要な場合があり、これが面倒だと感じる人もいるでしょう。そのため、手軽さが損なわれることがあります。
規制リスクが存在する
IEOはまだ比較的新しい資金調達の方法であり、今後、法規制が強化される可能性があります。これにより、取引が制限されたり、投資にリスクが伴うことが考えられます。特に、仮想通貨の規制が厳しい国では、このリスクが高まる可能性があります。
価格の変動が大きい
IEOで購入したトークンは、上場直後に価格が急上昇することがありますが、同時に急落するリスクも伴います。価格の変動が大きいと、タイミングを誤ると大きな損失を被ることがあるため、慎重な判断が求められます。
IEO、ICO、IDOの違い
仮想通貨市場には、IEO以外にもICO(Initial Coin Offering)やIDO(Initial DEX Offering)といった資金調達手段が存在します。
ここではIEOとそれぞれの差異について解説します。
IEOとICOは何が違う?
IEOとICOは、いずれも仮想通貨の資金調達手段ですが、大きな違いは「販売の場所と信頼性」です。
ICOは開発チームが直接投資家にトークンを販売するのに対し、IEOは仮想通貨取引所が間に入り、プロジェクトの審査や販売を代行します。
このためIEOでは、取引所がKYC(本人確認)やプロジェクトのチェックを行うため、信頼性が高く、詐欺のリスクが比較的低いとされています。
一方、ICOは手軽に資金調達できる一方で、規制が緩く詐欺案件も多発しました。投資家にとっては、IEOのほうが安全性が高く、取引所でそのまま売買できる利便性も魅力です。
とはいえ、どちらも投資である以上、リスクは伴うため慎重な判断が求められます。
IEOとIDOは何が違う?
IEOとIDOは、どちらも仮想通貨プロジェクトが資金を調達する手段ですが、実施される場所と信頼性に大きな違いがあります。
IEOは中央集権型の仮想通貨取引所で行われ、取引所がプロジェクトの審査や販売を代行します。これにより詐欺リスクが比較的低く、信頼性が高いとされています。
一方、IDOは分散型取引所(DEX)で行われ、誰でも参加できるオープンな形式が特徴です。ただし、審査が緩く、リスクも伴います。
IEOは上場が保証されている点で投資家に安心感がありますが、IDOはガス代の高騰やボットによる先買いといった課題があります。それぞれの特徴を理解し、自身の投資スタイルに合った選択が重要です。
これまでに実施された国内のIEO事例一覧
日本国内でもいくつかのIEOが実施されており、その中で特に注目を集めた事例を5つ紹介します。
- パレットトークン(Palette Token / PLT)
- フィナンシェトークン(FNCT)
- ブリリアンクリプトトークン(BRIL)
- FCRコイン(FCR)
- Nippon Idol Token(NIDT)
上記以外にも、海外ではワールドコインのような仮想通貨も実施されています。
1. パレットトークン(Palette Token / PLT)
パレットトークン(PLT)は、2021年7月にコインチェックで国内初のIEOとして実施され、大きな注目を集めました。
発行元は株式会社Hashpaletteで、マンガやアニメ、音楽など日本のコンテンツ産業向けに設計されたNFTプラットフォーム「パレット」で使用されるユーティリティトークンです。
IEOでは1PLT=4.05円で約9.3億円を調達し、申し込み倍率は20倍を超える人気ぶりでした。発行後はNFTの発行手数料や報酬、ガバナンス投票などに使われ、パレットエコシステムの中核を担っています。
コンテンツ産業とブロックチェーンを結びつける先駆的な事例として、国内IEOの成功モデルとなりました。
名称 | パレットトークン |
ティッカー | PLT |
発行元 | 株式会社HashPalette |
IEO実施時期 | 2024年7月 |
発行枚数 | 10億枚 |
販売価格 | 4.05円/PLT |
2. フィナンシェトークン(FNCT)
フィナンシェトークン(FNCT)は、2023年3月にコインチェックでIEOを実施し、約10.5億円の資金調達に成功した国内IEOの代表的な事例です。
発行元である株式会社フィナンシェは、スポーツチームやクリエイター向けのクラウドファンディングプラットフォーム「FiNANCiE」を運営しており、FNCTはそのエコシステム全体を支えるユーティリティトークンとして設計されています。
保有者はガバナンス参加や特典の獲得などに利用できるほか、将来的にはNFTやDAOとの連携によるユースケース拡大も計画されています。国内IEOの中でも実用性と将来性の両面で注目を集めている銘柄です。
名称 | フィナンシェトークン |
ティッカー | FNCT |
発行元 | 株式会社フィナンシェ |
IEO実施時期 | 2024年3月 |
発行枚数 | 200億枚 |
販売価格 | 0.41円/FNCT |
3. ブリリアンクリプトトークン(BRIL)
ブリリアンクリプトトークン(BRIL)は、コロプラの100%子会社Brilliantcryptoが開発した「Brilliant Crypto」内で使われるユーティリティトークンで、Polygon(ERC20)上に発行されました。
2024年5月27日〜6月10日に国内初の東証プライム上場企業完全子会社によるIEOとしてCoincheck IEOで販売され、総発行量10億BRILの7%にあたる7,000万BRILが1BRIL=21.6円で提供されました。
初日は申し込み開始13分で目標の15億1,200万円を突破し、最終的には約33.3億円(約2.12億USD)、79,400人超の応募を記録し、Coincheck IEO史上最大規模となりました。
抽選・配布は6月11〜12日に実施、6月17日にCoincheckでの取引がスタートしました。
BRILはゲーム内での「Proof of Gaming」モデルに基づくNFT採掘に使われ、つるはしの購入・強化・耐久回復など幅広い用途をもつことから、ゲーム経済圏の基軸トークンとして位置付けられています
エルフトークンのようなIEO×ゲーム市場が急速に成長している中で、ブリリアンクリプトトークンはその需要に応える形で人気を集めています。
名称 | ブリリアンクリプトトークン |
ティッカー | BRIL |
発行元 | 株式会社Brilliantcrypto |
IEO実施時期 | 2024年6月 |
発行枚数 | 10億枚 |
販売価格 | 21.6円/BRIL |
4. FCRコイン(FCR)
2022年4月27日~5月18日に、FC琉球が国内プロスポーツクラブとして初めて実施したIEOとして、GMOコインを通じて「FCRコイン(ティッカー:FCR)」を販売し、10億円規模の資金調達に成功しました。
販売価格は1FCR=2.2円で、総発行量10億FCRのうち4.5億FCRが配布され、調達資金はチーム強化育成や「FC RYUKYU SOCIO」プラットフォーム構築などに活用されました
上場初日にはGMOコインの取引上限設定と急な取引ルール変更により売りが殺到し、価格はIEO価格を大きく下回る展開となりました。
しかしその後、投票決議、応援送付機能、地域通貨としての利用など、FCRコインのユーティリティ強化に取り組むことで、ファン・サポーター参加型のエコシステムを模索しています。
名称 | FCRコイン |
ティッカー | FCR |
発行元 | FC琉球 |
IEO実施時期 | 2022年5月 |
発行枚数 | 10億枚 |
販売価格 | 2.2円/FCR |
5. Nippon Idol Token(NIDT)
Nippon Idol Token(NIDT)は、2023年春にCoinbookとDMM Bitcoinを通じて実施された国内4例目のIEOです。
発行元は株式会社オーバースで、秋元康氏が総合プロデューサーを務める新アイドルグループのプロジェクト支援を目的としています。
NIDTは、ファンがトークンを通じてアイドル育成に参加し、メタバースライブやNFTグッズ販売といった次世代型エンタメ体験に活用される設計です。発行総数は10億枚で、そのうち30%にあたる3億枚がIEOで販売されました。
販売価格は1枚5円で、約15億円を調達。CoinbookとDMM Bitcoinではそれぞれ1.5億枚ずつ取り扱われ、申込期間は2023年3月29日〜4月19日、取引開始は4月26日でした。
このプロジェクトは日本初の本格的なエンタメ×IEO事例として業界内で話題となりました。
NIDTの将来性についてはこちらの記事を参考にしてください。
名称 | Nippon Idol Token |
ティッカー | NIDT |
発行元 | 株式会社オーバース |
IEO実施時期 | 2023年4月 |
発行枚数 | 10億枚 |
販売価格 | 5円/NIDT |
IEO銘柄が上がりやすい理由
IEOで提供されるトークンは、その希少性やプロモーションの影響で急激に価格が上昇することがあり、多くの投資家が仮想通貨で儲かるチャンスを手にしています。
ここではIEO銘柄の価格が上がりやすい理由を、5つに分けて詳しく解説します。
- 限定的な供給量
- 販売価格が割安である
- 取引所によるプロモーション
- 投資家の期待感
- 初期の市場インパクト
1. 限定的な供給量
IEOでは、発行されるトークンの供給量があらかじめ限定されています。供給が限られているため、需要が高まると市場での希少価値が上がりやすく、価格が上昇する可能性が高くなります。特に初期段階でトークンを入手できるのは限られた投資家だけなので、その後の価格上昇が期待されます。
2. 販売価格が割安である
IEOは、取引所が選定したプロジェクトに対して、限定的なトークン販売が行われます。この際、上場前の段階でトークンが市場価格よりも割安に設定されることが一般的です。
割安な販売価格で購入できることで、上場直後の価格上昇による利益を得やすくなります。また、取引所が審査しているという信頼性も加わり、投資家の期待値が高まります。これにより初動の買い圧力が強くなりやすい点も、IEO銘柄が上がりやすい理由の一つです。
3. 取引所のプロモーション効果
IEOでは取引所が主導してプロジェクトを選定し、自社の顧客基盤に向けて積極的にプロモーションを行います。
公式サイトやSNS、メール配信などで大々的に宣伝され、信頼性の高い取引所が関与することで投資家の安心感も高まります。また、上場があらかじめ約束されている点も買い圧力につながり、結果として価格上昇の可能性が高まります。
4. 投資家の期待感が高い
IEO(イニシャル・エクスチェンジ・オファリング)では、取引所がプロジェクトの審査を行うため、信頼性の高い案件と見なされやすいです。
その結果、多くの投資家が「安全で成長性がある」と判断し、仮想通貨で1000倍の利益を目指して、上場直後に買いが集中します。
また、取引所自体がプロモーションを行うことも多く、注目度が自然と高まります。こうした投資家の期待感が価格の初動を押し上げ、IEO銘柄が上がりやすい理由となっています。
5. 初期の市場インパクト
IEOで発行されたトークンは、上場後すぐに取引が開始されます。この初期の市場インパクトにより、短期間で価格が急騰することがよくあります。特に初期の投資家が大きな利益を得る可能性が高いため、これがさらに市場の関心を引き、価格がさらに上昇するサイクルが生まれることがあります。
コインチェックでIEOに参加する方法
コインチェックでIEOに参加するための具体的な手順を解説します。基本的な仮想通貨の買い方とは異なりますが、初めての方でも簡単に参加できるようステップごとに解説します。また、コインチェックでは仮想通貨IEO以外にもNFT、メタバースの土地(LAND)などの先行購入イベントを定期的に開催しています。
- コインチェックでアカウントを開設
- 資金を入金
- IEOに申し込む
- 抽選とトークン交換
- トークンの取引開始
1. コインチェックでアカウントを開設
IEOに参加するためには、まずコインチェックのアカウントを開設する必要があります。公式サイトからアカウント開設を行い、本人確認手続きを進めます。本人確認には、身分証明書のアップロードが必要で、数日以内にアカウントが承認されます。
2. 資金を入金
アカウントが承認されたら、IEOに参加するための資金を入金します。コインチェックでは、日本円やビットコインなどを用いて資金を入金できます。入金額は、購入したいトークンの数量に応じて決定します。
3. IEOに申し込む
IEOが開催されると、コインチェックのプラットフォーム上でトークン購入の申し込みが可能になります。通常、IEOの申込期間が事前に告知され、その期間内に指定された方法でトークンの購入手続きを進めます。
多くのIEOでは、購入者が多い場合、抽選形式で購入権が決定されます。このため、参加者全員がトークンを購入できるわけではなく、当選した場合にのみ購入が確定します。
4. 抽選とトークン交換
IEOの申し込みが完了すると、指定された日時にコインチェックで抽選が行われます。抽選に当選した場合、事前に入金した資金が自動的にトークンに交換され、ユーザーのコインチェックアカウントにトークンが付与されます。
もし抽選に外れた場合は、入金した資金がそのままアカウントに残るため、次のIEOや他の投資機会に再利用することが可能です。
5. トークンの取引が始まる
IEOで購入したトークンは、コインチェックの取り扱いが開始されると同時に売買可能になります。
通常、上場直後は注目度が高く価格変動も激しいため、取引のタイミングが重要です。取引所の板情報をこまめに確認し、自分の投資戦略に合わせて売買判断を行いましょう。
上場後すぐに利益確定を狙う短期売買も、長期保有も可能です。
まとめ
本記事では、IEOの仕組みや特徴、メリット・デメリット、過去の事例について詳しく解説しました。
IEO(Initial Exchange Offering)は、仮想通貨取引所が主導してトークンを販売し、企業が資金を調達する新しい手段です。従来のICOと比べて、取引所がプロジェクトの信頼性を保証するため、投資家にとってリスクが低く、より安全に投資を始めることができます。
IEOは、企業にとって効率的な資金調達手段であり、取引所のサポートを受けることでプロジェクトの認知度を高めることが可能です。また、投資家は信頼性の高いプロジェクトに初期段階から参加することで、高いリターンを得るチャンスを得られます。
IEOを含めた仮想通貨投資に興味がある方は、まずは取引所やプロジェクトの詳細をしっかりと調査し、慎重に投資判断を行うことが重要です。ぜひ本記事の内容を参考に、IEOを活用した新たな投資機会を探ってみてください。