DeFi Walletは、分散型取引所(DEX)でのユーザー同士による暗号資産(仮想通貨)のやり取りをサポートするツールのこと。
ユーザー自身が秘密鍵を管理するため、DMMビットコイン事件のような取引所起因の流出リスクを抑えられるとして、近年再び注目されています。
そこで本記事では、DeFi(分散型)Walletとは何か?その特徴やおすすめウォレット、具体的な導入方法などを解説していきます。
自分で安全に仮想通貨を管理したい、そのためのおすすめウォレットが知りたいという方は、是非最後までご覧いただき、早速導入してもらえればと思います。
DeFi Walletのおすすめ7選
DeFi Walletのおすすめを7つ紹介します。ハードウェア型からアプリ型まで、それぞれ異なる強みを持つウォレットを厳選しました。
- Ledger(レジャー):秘密鍵をオフラインで保管したままDeFiを利用できるハードウェアウォレット。安全性を最優先するなら最有力
- Tangem(タンジェム):スマホにかざすだけで署名できるカード型ウォレット。シードフレーズを紙に残さず運用できる
- Trezor(トレザー):世界初のハードウェアウォレット。完全オープンソースで、設計を第三者が検証できる透明性が強み
- Ellipal(エリパル):USBもBluetoothも持たない完全エアギャップ設計。オンライン経由の攻撃を構造的に遮断する
- Margex Wallet:保管とトレードを1つのアカウントで完結できるウォレット。コピートレードやステーキングにも対応
- Best Wallet(ベストウォレット):多機能で使いやすいDeFiウォレット。複数チェーン対応でトレード機能が充実。初心者にもおすすめ
- Zengo(ゼンゴー):MPC技術でシードフレーズ自体を不要にしたウォレット。顔認証で復旧でき、バックアップ管理の負担が小さい
①:Ledger(レジャー)
| 対応チェーン | イーサリアム、ポリゴンなど多数のチェーンに対応 |
|---|---|
| 特徴ひとこと | 秘密鍵をオフラインに置いたままDeFiが使える |
| DeFi機能 | ・MetaMask等と接続しDAppsへアクセス ・Ledger Live内でのスワップ/ステーキング |
Ledger(レジャー)は、DeFiを利用しながらも秘密鍵をオンラインに晒したくないユーザーに適したハードウェアウォレットです。
秘密鍵は耐タンパー性の高いセキュアエレメントチップ内に保管され、取引の承認は端末上の物理ボタンで行います。PCがマルウェアに感染していても、本人が端末で承認しない限り資産は動きません。
LedgerのDeFi関連機能には以下があります。
- Web3ウォレットとの連携:MetaMaskなどと接続し、鍵をオフラインに置いたままDeFiプロトコルを利用可能
- Ledger Live内の運用機能:アプリ内でスワップやステーキングを完結できる
- 取引内容の目視確認:署名前に送金先や金額を本体画面で確認でき、不正なコントラクト承認を防ぎやすい
Ledgerは、Nano S Plus、Nano X、Flex、Staxの4モデルを展開しており、用途や予算に応じて選べます。コールドウォレットとしての安全性を確保しつつ、DeFiにも参加したい方に最適です。
DeFiでは不正なコントラクトへの署名が最大のリスクになりますが、承認内容を端末画面で確認できる点が大きな安心材料となります。
なお本体購入には初期費用がかかり、必ず公式ストアから入手する必要があります。
②:Tangem(タンジェム)
| 対応チェーン | イーサリアム、ソラナ、ポリゴンなど主要チェーンに対応 |
|---|---|
| 特徴ひとこと | カードをかざすだけで署名が完了 |
| DeFi機能 | ・アプリ内スワップ ・ステーキング機能 |
Tangem(タンジェム)は、クレジットカードとほぼ同じサイズのカード型ハードウェアウォレットです。
バッテリーやケーブルを必要とせず、スマートフォンにかざすだけで署名が完了します。ハードウェアウォレットにありがちな「使うたびにPCへ接続する手間」がなく、DeFiを日常的に触るユーザーとも相性が良い設計です。
TangemのDeFi関連機能には以下があります。
- NFCによる即時署名:カードをタップするだけで取引承認が完了し、操作のストレスが少ない
- アプリ内スワップ:専用アプリから複数チェーンのトークン交換が可能
- ステーキング対応:保有資産を預け入れて報酬を得られる
最大の特徴は、シードフレーズを紙に書き残さずに運用できる点です。2〜3枚組のカードセットで鍵を冗長化できるため、リカバリーフレーズの保管リスクを回避できます。
カードには可動部がなく、防水性と耐久性にも優れています。バッテリー劣化による寿命の心配もありません。
ただし、カードを全枚数紛失すると復元手段がないため、複数枚をそれぞれ別の場所に保管する運用が前提になります。
③:Trezor(トレザー)
| 対応チェーン | イーサリアム及びEVM互換チェーンなど |
|---|---|
| 特徴ひとこと | 完全オープンソースで検証可能 |
| DeFi機能 | ・MetaMask連携でDAppsへアクセス ・Trezor Suite内でのスワップ |
Trezor(トレザー)は、2013年にチェコのSatoshiLabsが発売した世界初のハードウェアウォレットです。
最大の特徴は、ファームウェアから管理ソフトまでを全面的にオープンソース化している点にあります。第三者が設計を検証できるため、メーカーを信頼するのではなく、公開されたコードを確認したうえで利用できます。
TrezorのDeFi関連機能には以下があります。
- MetaMaskとの連携:秘密鍵をオフラインに保ったまま、EVM系のDeFiプロトコルを利用可能
- Trezor Suiteでのスワップ:管理ソフト内で直接トークン交換ができる
- パスフレーズによる隠しウォレット:DeFi用と長期保有用でウォレットを分離できる
上位モデルには専用のセキュリティチップが搭載され、物理的な攻撃への耐性も強化されています。
UIはやや実務的で、初めてのウォレットとしてはとっつきにくい面もあります。一方で、透明性と検証可能性を最優先したいユーザーからは長年高い支持を得ています。
購入は公式ショップからをおすすめします。偽造品や改ざんのリスクを避け、純正品の安全性を確保できます。
④:Ellipal(エリパル)
| 対応チェーン | イーサリアム、ポリゴンなど主要チェーンに対応 |
|---|---|
| 特徴ひとこと | USB・Bluetooth非搭載の完全エアギャップ |
| DeFi機能 | ・専用アプリ経由でDAppsへアクセス ・アプリ内スワップ |
Ellipal(エリパル)は、外部との通信手段を物理的に排除した「完全エアギャップ」型のハードウェアウォレットです。
USBポートもBluetoothもWi-Fiも搭載しておらず、スマホアプリとのやり取りはすべてQRコードのスキャンで行います。通信経路そのものが存在しないため、リモートからの侵入が原理的に困難です。
EllipalのDeFi関連機能には以下があります。
- 専用アプリ経由のDApps接続:エアギャップを保ったままDeFiプロトコルを利用可能
- アプリ内スワップ:複数チェーンのトークン交換に対応
- 大画面での取引確認:署名前に送金先や金額を目視確認でき、不正な承認を防ぎやすい
本体は金属の一体成型で、分解を検知すると内部データを自動的に消去する仕組みも備えています。端末を物理的に奪われた場合のリスクにも対応した設計です。
一方で、署名のたびにQRコードを読み取る手間がかかるため、DeFiで頻繁に取引を行う用途には向きません。
まとまった資産を長期保管しつつ、必要なときだけDeFiに接続するという使い方に適したウォレットです。
⑤:Margex Wallet
| 対応チェーン | 複数チェーンに対応 |
|---|---|
| 特徴ひとこと | 保管とトレードを1つのアカウントで完結 |
| DeFi機能 | ・ステーキングサービス ・コピートレード機能 |
Margex Walletは、2019年設立の仮想通貨取引所Margexが提供するウォレット機能です。
資産の保管とトレードを同一アカウント内で完結できるため、取引所とウォレットの間で資金を往復させる手間がかかりません。
Margex Walletの主な機能には以下があります。
- ステーキングサービス:保有資産を預け入れて報酬を得られる
- コピートレード機能:経験豊富なトレーダーの取引を自動でフォローできる
- コールドウォレット保管:資産を100%コールドウォレットで保管し、二段階認証やSSL暗号化も導入
相場に合わせて機動的に売買したいユーザーや、相場を追う時間が取れない方に適したプラットフォームです。
ただし、Margex Walletは取引所が秘密鍵を保有するカストディ型で、本記事の他のウォレットとは仕組みが根本的に異なります。厳密には分散型ウォレットではなく、DeFiプロトコルへ直接接続する用途にも対応していません。
長期保有分はハードウェアウォレットへ移し、取引に使う資金のみを置く使い分けをおすすめします。
⑥:Best Wallet(ベストウォレット)
| 対応チェーン | 60以上のチェーンに対応(近日) |
|---|---|
| 特徴ひとこと | BEST保有で手数料が大幅割引 |
| DeFi機能 | ・Dex Screenerなどのツールに直接アクセス ・ステーキング機能 |
Best Wallet(ベストウォレット)は、DeFiエコシステムに最適化された扱いやすいDeFiウォレットです。将来性の高いポリゴンなど幅広いブロックチェーンをサポートし、ユーザーは複数の仮想通貨を簡単に管理できます。
非カストディアル型のMPC(マルチパーティ計算)技術を採用し、WalletConnectの認定を取得するなど高いセキュリティを誇ります。
Best Walletの特徴的なDeFi機能には以下があります。
- クロスチェーンスワップ:異なるブロックチェーン間で低手数料で資産を交換可能
- ステーキング機能:複数の仮想通貨でステーキングを行い、自動収入を獲得可能
- 期待のトークン(Upcoming Tokens):注目のプレセール仮想通貨の情報収集と直接投資が可能
Best WalletはFireblocksと提携し、機関投資家レベルのセキュリティを実現しているプライベートウォレット。二要素認証や生体認証にも対応し、ユーザーの資産を強固に保護しています。
将来的には、デビットカード機能やデリバティブ取引、NFTギャラリーなど、さらに多様な機能の追加が予定されています。
アプリ自体もUI/UXが磨かれており、日本語対応していることから初心者にも扱いやすいです。DeFi仮想通貨を手軽に利用したい投資家にとっても、Best Walletは理想的な選択肢と言えます。
ビットコインウォレットとしても使用可能です。ハードウェアを持たずにDeFiを始めたい方におすすめできるツールです。
⑦:Zengo(ゼンゴー)
| 対応チェーン | イーサリアムなど主要チェーンに対応 |
|---|---|
| 特徴ひとこと | シードフレーズ不要のMPC型ウォレット |
| DeFi機能 | ・WalletConnect経由でDAppsへ接続 ・アプリ内スワップ |
Zengo(ゼンゴー)は、シードフレーズという概念自体を廃したモバイル型のウォレットです。
MPC(マルチパーティ計算)により秘密鍵を複数の断片に分割し、単一の場所に完全な鍵が存在しない構造を採っています。そのため、リカバリーフレーズを書き写して保管する従来の運用が不要です。
ZengoのDeFi関連機能には以下があります。
- WalletConnect対応:各種DeFiプロトコルやDAppsへ接続可能
- アプリ内スワップ:購入・売却・交換がアプリ内で完結
- Web3保護機能:接続先のDAppや取引の危険性を事前に警告し、フィッシング被害を抑制
端末を紛失・変更した場合も、顔認証によるリカバリーで資産にアクセスできます。ハードウェアを持ち歩かずに高い安全性を確保できる設計です。
DeFiでは不正なコントラクトへの署名が大きなリスクになりますが、危険なトランザクションを事前に警告する仕組みは初心者にとって心強い機能といえます。
一方で、鍵の断片管理にサービス提供者側のインフラが関わるため、ハードウェアウォレットのような「完全な自己管理」とは性質が少し異なる点は理解しておきましょう。
DeFi Walletとは?
DeFi(分散型)ウォレットは、仮想通貨を保管、管理し、DeFiアプリケーション(DApps)と安全にやり取りするためのWeb3ウォレットとなります。
DeFiウォレットの最大の特徴は、ユーザー自身が資産の全権限を持つ「自己管理型」である点です。
従来の金融機関や楽天ウォレットなどの暗号資産(仮想通貨)取引所とは異なり、第三者による資金凍結や干渉を受けることなく、自由にDeFiサービスを利用できます。
ステーキング、レンディング、イールドファーミング、分散型取引所(DEX)など、多様なDeFiサービスに直接アクセスできるのが魅力です。
取引所との違い
DeFi Walletと取引所との違いは重要なため、もう少し掘り下げて解説します。
仮想通貨取引所は、仮想通貨の売買や交換を行う「場所」を提供するプラットフォームです。ユーザーは取引所に仮想通貨を預け、取引所の管理下で売買を行います。取引所は集中型の管理体制を持ち、取引の仲介やセキュリティ対策を行いますが、FTXのように破綻する可能性もあります。
一方DeFiウォレットは、ユーザー自身が仮想通貨を「保管・管理」するためのツールです。取引所のように資産を預ける必要はなく、自身の仮想通貨ウォレット内で直接DeFiサービスを利用できます。
DeFiウォレットは分散型の性質を持ち、ユーザーは自身の秘密鍵を管理することで、資産に対する完全なコントロールを維持します。取引所が「銀行」のような役割を果たすのに対し、DeFiウォレットは「自分だけの金庫」のようなものと考えると分かりやすいでしょう。
DeFi Walletの選び方
DeFiウォレットを選ぶ際には、いくつかの重要なポイントを考慮する必要があります。以下の基準を参考にして、自分に最適なウォレットを見つけましょう。
- セキュリティ機能:ウォレットのセキュリティは最も重要。二段階認証(2FA)や生体認証などの追加の保護機能があるか確認
- 使いやすさ:インターフェースが直感的で操作しやすいことが大切。特に初心者の場合、複雑な操作が必要ないウォレットを選ぶのがおすすめ
- 対応通貨の種類:利用したい仮想通貨がサポートされているか確認。多様な通貨に対応しているウォレットは、将来的なニーズにも応えられる
例えばXRPを保有したいのに、XRPウォレットで無かった場合は取り扱いができません。
また、Trust Wallet(トラストウォレット)などはセキュリティは固いですが、攻撃の対象になりやすいウォレットでもあります。
これらの要素を総合的に評価し、自分の利用目的に合ったDeFiウォレットを選ぶことで、安全かつ快適に分散型金融サービスを利用することができます。特に評判の良いD’cent Walletなどが持つ、セキュリティと使いやすさは、長期的な利用において非常に重要です。
DeFi Walletの使い方
ここからはDeFi Walletの始め方・使い方を解説します。先述のセキュリティ機能、使いやすさ、対応通貨の種類全てでトップクラスであるBest Wallet(ベストウォレット)を例に解説していきます。
本サイトで紹介している仮想通貨ウォレットの中で最もおすすめで、セットアップは5分で終了します。
Best Walletのセットアップ
まずはBest Walletアプリを本サイト上のリンク先からダウンロードしてください(偽アプリを防ぐため)。
その後、メール認証や二段階認証などを済ませてください。特に身分証などを用意する必要はありません。アカウント復旧に必要になるシードフレーズの管理は、オフラインの環境に保存しておくことをおすすめします。時間を見つけて、金庫などに入れておきましょう。
Best WalletのDeFi機能を確認
アプリの設定が終わったら、Best WalletのDeFi機能を確認しておきましょう。
以下の機能を利用することができます。
- 仮想通貨の購入、売却、スワップ、送金、受け取り
- 主要DAppsへの接続(DEX ScreenerやPancake Swapなど)
- 期待のトークン機能での上場予定仮想通貨の閲覧
国内の中央集権型取引所と違い、USDTなどのステーブルコインが手軽に入手できるのも、DEXと接続されているBest Walletの強みです。
今後接続DApps数も増えていく予定で、ステーキング機能も強化される見込みです。市場分析機能やNFT管理など2025年も数多くの機能がリリース予定です。
まとめ
本記事ではDeFi(分散型)Walletとは何か?その特徴やおすすめウォレット、具体的な導入方法などを解説してきました。
DeFi Walletとは、分散型金融(DeFi)サービスを利用するためのデジタルウォレットです。ユーザーは自分の資産を管理し、ステーキングやイールドファーミング、分散型取引所での取引が可能です。
DeFi Walletの中でもBest Walletの台頭は凄まじく、開始1年超でユーザー数は50万人を突破しています。今後も継続的かつスピーディーな開発体制でメタマスク以上の新機能を続々リリース予定なため、是非このタイミングで導入しておきましょう。専用トークンBESTによる手数料削減も魅力的です。
詳しくはBest Walletレビュー記事も参考にしてみてください。










