暗号資産(仮想通貨)リップル(XRP)は19日、406.25円で取引を終え、過去1ヶ月で11.40%下落。一方、新規プロジェクトの仮想通貨プレセールが活況を呈している。
主要アルトコインの最新動向
XRPは直近24時間で3.41%の出来高を記録。時価総額は40.62兆円で推移し、仮想通貨市場での存在感を示している。ETF承認への期待が高まる中、SECの審査対応にも注目が集まっている。
週間の出来高は802.72億円を記録し、機関投資家からの関心の高さを示唆。ポルトガルの通貨交換サービスUnicâmbioとの提携により、国際送金での実用化も進展している。また、米国財務省証券のXRPレジャー上でのトークン化計画も市場から注目されている。
ソラナ急落の背景
ソラナ(SOL)は25,824.58円で取引され、過去1ヶ月で26.67%の大幅下落。取引高は24時間で545.14億円を記録し、総供給量は594.53M SOLとなっている。
FTXのオークションから1120万SOLトークンが3月31日に解除される予定で、供給圧力への懸念が価格下落の一因とされる。ただし、非代替性トークン(NFT)総ミント数では全体の64%を占めるなど、エコシステムの成長は継続している。
世界初のレイヤー2、Solaxyの展開
Solaxy(SOLX)は、ソラナの課題解決を目指す世界初のレイヤー2プロジェクトとして注目を集めている。仮想通貨プレセール開始からわずか1ヶ月半で2,220万ドルの資金を調達し、日々約50万ドルのペースで成長を続けている。
SOLXトークンの特徴は、年間180%以上のステーキング報酬と、イーサリアム(ETH)とソラナの両チェーンでの利用可能性にある。トランザクションのバンドル化技術により、ソラナメインネットの負荷を軽減し、処理速度と効率性の向上を実現する。
開発チームは近くウェブサイトを更新し、レイヤー2の進捗状況を公開予定。開発者向けツールの提供により、新規プロジェクトの参入障壁を下げることも目指している。オフチェーン処理とトランザクションのバンドル化により、ネットワークのスケーラビリティ向上も期待されている。