ノースカロライナ州など20の米国州は12日、ビットコインリザーブ法案の検討を進めている。
各州の一般財源や寄付金などを活用し、総額247,000BTC(約230億ドル相当)の調達を見込む。この動きを受け、新しい暗号資産(仮想通貨)プロジェクトが市場の注目を集めている。
Solaxyがソラナのレイヤー2として登場
Solaxy(SOLX)は、ソラナチェーン初のレイヤー2ソリューションとして注目を集める。同プロジェクトは、ソラナの理論上65,000TPSという高い処理能力を引き出すことを目指している。
ソラナ(SOL)は非代替性トークン(NFT)の総ミント数で市場の64%を占めるなど急成長を遂げる一方、ネットワークの混雑による処理速度の低下や取引の失敗が課題となっていた。
Solaxyはこの問題を解決するため、トランザクションをオフチェーンで処理し、メインチェーンの負荷を軽減する仕組みを導入。
Bitcoin Bullがビットコイン価格連動型の新トークンを展開
Bitcoin Bull(BTCBULL)は、ビットコイン(BTC)の価格上昇に応じて報酬を提供する新たなトークン。イーサリアム(ETH)上で動作し、ビットコイン価格が15万ドル、20万ドル、25万ドルに到達した際にエアドロップを実施する計画だ。
さらに、ビットコイン価格が2万5000ドル上昇するごとにトークンバーンを実施。
供給量の減少により、トークンの価値向上を目指す。先行セールでは130万ドルを調達し、早期参加者向けに最大298%のステーキング報酬を提供している。
Mind of PepeがAIエージェントでDeFi市場に参入
Mind of Pepe(MIND)は、AIを活用した市場分析とコミュニティ管理を特徴とする新プロジェクト。ソーシャルメディアや分散型取引所(DEX)から収集したデータをAIが分析し、トークン保有者に投資判断に有用な情報を提供する。
自己進化型AIエージェントを採用し、市場動向のリアルタイム分析や投資情報の独占提供を実現。先行セールでは600万ドル以上を調達し、9億2000万トークンが380%のAPYでステーキングされている。
これらの新プロジェクトは、ビットコインリザーブ法案による市場の信頼性向上を追い風に、さらなる成長が期待される。ただし、仮想通貨市場の変動性は依然として高く、投資判断には十分な調査と分散投資が推奨される。