イーサリアム、3%上昇|新規ICO仮想通貨が110万ドルを調達か

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Ethereum

暗号資産(仮想通貨)イーサリアム(ETH)は14日、過去24時間で3%上昇し、41万5128円で取引を展開。強気相場の継続を示唆する動きとなる中、イーサリアムチェーン上の新規ICO仮想通貨プロジェクトが投資家から注目を集めている。

イーサリアムの市場動向

イーサリアムは、スポットETF承認への期待感から上昇基調を維持。過去24時間の取引高は前日比28%増の280億ドル(約4兆2000億円)を記録している。

テクニカル分析では、RSI(相対力指数)が30に到達し、買われ過ぎ水準を示唆。今後、2,750ドル(約41万2000円)の抵抗線を試す展開が予想される。

Bitcoin Bull、3日間で110万ドルの資金調達を達成

イーサリアムに代わる有望なプロジェクト

イーサリアムブロックチェーン上で展開される新規仮想通貨「Bitcoin Bull(BTCBULL)」が、このほどプレセール開始からわずか3日間で110万ドル(約1億6500万円)の資金調達を達成した。

BTCBULLは、ビットコイン(BTC)の価格上昇に連動して保有者へ仮想通貨エアドロップを実施する独自の報酬システムを採用。ビットコイン価格が10万ドルから25万ドルまでの間、2万5000ドル上昇するごとにトークンバーンとエアドロップを実施する計画を掲げている。

プロジェクトの資金配分とトークノミクス

プロジェクトの資金配分では、マーケティングに40%、戦略的開発のためのBull Fundに15%、トークンバーンに15%が割り当てられている。さらに、ステーキング報酬とBTCエアドロップにそれぞれ10%、取引所の流動性確保に10%が配分される予定となっている。

現在のBTCBULLの価格は1トークンあたり0.00236ドル(約0.35円)で取引されており、第1フェーズのプレセールが進行中だ。

ステーキングプログラムと報酬システム

BTCBULLの特徴的な機能として、2年間のステーキングプログラムが用意されている。これにより、長期保有者は定期的な報酬を受け取ることが可能となる。

また、ビットコイン価格が15万ドルと20万ドルに到達した際には仮想通貨エアドロップが実施され、25万ドル到達時にはBTCBULL総供給量の10%がエアドロップされる計画だ。

市場の期待と成長性

仮想通貨系インフルエンサーのClayBro氏は、自身のYouTubeチャンネルで、BTCBULLについて「20倍の成長ポテンシャルがある」との見解を示している。

この成長期待の背景には、ビットコインETFの好調な滑り出しや、2025年に向けた機関投資家の参入拡大予測がある。さらに、マクロ経済環境における不確実性の高まりを受け、仮想通貨が価値保存手段として注目を集めていることも、BTCBULLの将来性を支える要因となっている。

複合的な収益構造と将来展望

BTCBULLは、ビットコインの価格上昇による恩恵とトークンバーンによる希少性の創出、さらにステーキング報酬という3つの収益機会を提供する。これは、従来のビットコイン投資だけでは得られない、複合的な収益構造を実現するものだ。

市場アナリストらは、2025年のビットコイン価格について15万ドルから25万ドルの範囲に達する可能性を指摘している。BTCBULLのロードマップはこの価格予測に沿って設計されており、ビットコイン価格の上昇局面における段階的な価値向上メカニズムが組み込まれている。

Bitcoin Bull公式サイトを確認する

佐々 道幸

日本版ICOBench編集者。2016年から仮想通貨投資を開始し、NFTへの投資経験も持つ。20年よりライターとしてのキャリアをスタートし、24年08月、日本版ICOBenchに参画。専門分野はクリプト、ブロックチェーン、Web3。

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