OpenSea、新サービスを公開|SEAトークンのエアドロップも

私たちを信頼する理由
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OpenSeaのロゴとNFT、仮想通貨を表す図

非代替性トークン(NFT)マーケットプレイス大手のOpenSeaは13日、新プラットフォーム「OpenSea2.0(OS2)」のオープンβ版を公開した。

新プラットホームは、複数のマーケットプレイスを集約し、低コスト(手数料0.5%)なNFTのクロスチェーン取引を可能にする。

また今後は、トークンのクロスチェーン購入を可能にし、ユーザーが追加の手順なしにブロックチェーン間で資産を購入できるようにするという。

SEAトークンのエアドロップも

また、ケイマン諸島に拠点を置くOpenSea財団は、新たな暗号資産(仮想通貨)であるSEAトークンのローンチを発表。これまでのOpenSeaの利用実績に基づいて、仮想通貨エアドロップも実施するという。

特筆すべきは、米国のユーザーもSEAトークンのエアドロップに含まれることだ。

新プラットフォームのユーザーは、潜在的な利益をもたらす経験値(XP)報酬プログラムも提供。Gemesis NFT保有者には、すでにプラットフォームへの早期アクセスが提供されていた。

取引量減少に苦しむOpenSea

一連の動きは、OpenSeaが取引量の大幅な減少の中でプラットフォームの刷新を図る中で行われた。

同プラットフォームの月間取引量は、2022年1月の50億ドルのピークから、先月はわずか1億9500万ドルに減少している。

同プラットホームのDevin Finzer共同創業者は、OS2はOpenSeaがNFT専用マーケットプレイスから、すべてのデジタル資産を取引するための包括的なプラットフォームへと進化したことを示すものだと述べた。

「我々は、トークンとNFTが単一の強力でシームレスな体験の中で共存すると信じている」と同氏は語った。

今後はNFTの枠を超え、主要な仮想通貨取引所とも競合するより広範な「デジタル資産ハブ」としての地位を確立していく狙いだ。

早藤 佑太

2020年より暗号資産(仮想通貨)投資を開始。2021年よりSNSやブログでもコンテンツ発信を開始。2025年よりICOBenchのライターとして参加。

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