ビットコイン(BTC)は22日、過去24時間で3.3%上昇した。
20日に行われたトランプ大統領の就任演説で仮想通貨政策への言及がなかったことを受け、ビットコインは失望売りにより21日に急落し、就任式前の史上最高値から約6.6%下落した。しかし、その後反発し、現在は10万500ドル台まで回復している。
今回の急速な回復は、市場にとって良い兆候と捉えることができるだろう。トランプ政権は依然として仮想通貨に対する友好的な姿勢を崩していない。特に「ビットコイン準備金」の設立などが実行される見通しがあり、2025年は仮想通貨市場にとって重要な転換期となることが予想される。
こうした背景の中、投資家たちは今後の激動する市場に備え、ポートフォリオの見直しが急務となっている。そこで今回は、2025年以降の仮想通貨投資で成功するために注目したい銘柄を厳選して紹介する。
- リップル(XRP)
- ドージコイン(DOGE)
- ウォール・ストリート・ペペ(WEPE)
これらの銘柄は、今後の成長要因が明確であり、2025年以降、注目度が高いアルトコインだ。
リップル(XRP)
リップルは、国際送金の効率化を目的として開発された仮想通貨だ。従来のSWIFTシステムに比べ、迅速かつ低コストな国際送金を実現することで、次世代の金融インフラとしての成長が期待されている。
また、新トランプ政権の誕生により、リップル社が抱えていた米国証券取引委員会(SEC)との訴訟問題の解消が期待されており、市場での信頼度が急速に高まっている。こうした状況を背景に、多くの金融機関や企業によるリップルネットワークへの参加が加速すると見られている。
これまで法的リスクが障壁となっていた状況が改善されることで、リップルはその優位性を発揮し、今後さらなる発展と成長を遂げる可能性が高い仮想通貨として注目されている。
ドージコイン(DOGE)
ドージコインは、芝犬キャラクターをモチーフにしたインターネットミームをテーマに誕生したミームコインだ。ミームコイン特有のバイラル性によって、強固なコミュニティを形成し、仮想通貨市場のトップ銘柄の1つへと成長を遂げている。
さらに現在では、単なるミームコインの枠を超え、決済・送金手段としての実用性を兼ね備えたプロジェクトへと進化しており、実社会での活用が着実に進んでいる状況だ。こうした成長の背景には、トランプ政権下で新設される政府効率化省(DOGE省)を率いるイーロン・マスク氏の影響がある。
マスク氏はこれまでにもX(旧Twitter)を通じてドージコインの価格に大きな影響を与えてきた例がある。政界入りした彼の言動は、今後さらに市場の注目を集め、市場がより敏感に反応する可能性があるだろう。また、今後のDOGE省の活動や政策内容がドージコインの成長要因となる可能性も示唆されている。
ウォール・ストリート・ペペ(WEPE)
ウォール・ストリート・ペペは、現在ミームコイン市場の時価総額で3位を誇るペペコイン(PEPE)の後継プロジェクトとして誕生した新興銘柄だ。この新しいプロジェクトは、カエルをモチーフとしたユーモア性を維持しつつ、WEPEトークン保有者に以下の特典を提供している。
- 独自の取引インサイト
:急成長が期待される最新の仮想通貨プロジェクトへの早期アクセスや、プロトレーダー仕様の高性能トレーディングツールを提供。 - コミュニティ内で投資戦略を共有
:WEPEトークン保有者限定のコミュニティ内で、最新の市場動向・洞察、投資戦略を共有。さらに優れた投資戦略の提案者に報酬を付与。 - ステーキング報酬によるインセンティブ
:保有中のWEPEトークンをネットワーク時に預け入れることで、24%の年間収益率によるステーキング報酬。
現在開催中の仮想通貨ICOでは5400万ドルもの先行投資を集めている。さらに、プレセール終了後は主要な取引所への上場計画が進行中であり、2025年に注目度が高い新興銘柄だ。