カルダノ(ADA)のチャールズ・ホスキンソン創設者は7月29日、カルダノが将来的に100倍から1000倍に上昇する可能性を主張した。
著名なプロジェクト創設者が自らの価格目標を公言するのは稀であり、今回の強気予測が市場の注目を集めている。
ビットコイン以上の成長余地
ホスキンソン氏は、カルダノが最終的にビットコイン(BTC)を追い抜くと確信している。
同氏は、「ビットコインは今後どこまで成長できるだろうか。おそらく100万ドル程度で、現状の10倍に過ぎない」と述べた。
一方、カルダノには100倍もしくは1000倍の成長余地があると主張した。
現在、カルダノは0.71ドルで取引されている。もし仮想通貨1000倍銘柄となれば、価格は710ドルに達し、1000ドルの投資が100万ドルに化ける計算となる。
ホスキンソン氏は、カルダノがビットコインの利回り層となる構想を示している。
これは、カルダノの高度な機能を活用してビットコインから収益を生み出す仕組みを構築することを意味しており、スマートコントラクトやDeFiアプリケーションを通じて新たな価値を創造する狙いがある。
現実的な視点と仮想通貨 1000倍の可能性
この壮大なビジョンは魅力的であるが、市場のメカニズムを冷静に分析するとその実現は容易ではない。 1000倍の上昇は、カルダノの時価総額を約15兆ドルに押し上げる計算となる。
この規模は、現在の暗号資産(仮想通貨)市場全体の価値を上回り、巨大IT企業であるAppleの時価総額の2倍に相当する。経済的視点から見ると、現実的な期間内での達成は極めて困難といえる。
また、人工知能のGrokは、このような急騰の確率を0.01%と極めて低いと評価している。
注目の新興プロジェクト、プレセールで好調なスタート
仮想通貨市場では現在、リスクとリターンのバランスを重視する投資家が増加しており、一般公開前に先行投資が可能なプレセール銘柄への関心が高まっている。
なかでも注目されているのが、ドージコイン(DOGE)の可能性を進化させた新興プロジェクトMaxi Doge(MAXI)だ。
ホワイトペーパーによると、MaxiDogeはドージコインのミーム性を引き継ぎつつ、独自の報酬システムや分散型取引所(DEX)の立ち上げを予定しており、コミュニティ主導のエコシステムを目指している。
現在進行中のプレセールでは、1トークン0.00025ドルという低価格で販売され、すでに21万ドル超の資金を集めている。
すでに大きな成長を遂げた主要銘柄とは異なり、MaxiDogeのようなプレセール銘柄には10倍、100倍、あるいは1000倍といった飛躍的な成長の可能性が秘められている。