リップル(XRP)は28日、月間で47.4%上昇し、現在約3.23ドル台の水準にある。
著名な仮想通貨アナリストのステフ・イズ・クリプト氏は最近の動画で、リップルが30ドルまで高騰する可能性があると指摘した。
同氏は、XRPのチャート上に現れた特定のテクニカルパターンをその根拠として挙げている。
このようにリップルの動向が注目される中、次世代の新しい仮想通貨にも期待が高まっている。
$30 #XRP.. (This is Actually Insane) pic.twitter.com/oeYs2P32RT
— STEPH IS CRYPTO (@Steph_iscrypto) July 25, 2025
カップ・アンド・ハンドルとは何か? 新しい仮想通貨の動向
ステフ氏が指摘するのはカップ・アンド・ハンドルと呼ばれるテクニカルパターンだ。
これは上昇相場の前兆とされるチャート形状で、カップのような丸い底と、それに続く短い保ち合い期間で構成される。
同氏の分析によると、XRPの価格は現在、3.64ドルの抵抗線の下でハンドルを形成しているように見えるという。
この水準を突破した場合、価格が大幅に上昇する展開が開かれ、最終的に30ドルという目標値に達する可能性があると予測した。
新しい仮想通貨の動向を探る上で、こうしたテクニカル分析は一つの指標となる。
リップル価格30ドルは現実的か?
30ドルという価格目標は、現在の水準から880%以上の急騰を意味する非常に大胆な予測である。
しかし、テクニカルパターンが将来の価格動向を示唆する可能性は否定できない。
リップルは最近、力強い上昇を見せていた。
過去30日間で約92%上昇し、一時3.66ドルの高値を記録した。
その後は若干の調整が入ったものの、市場のセンチメントは依然として前向きであり、多くの長期保有者は年後半のさらなる上昇に期待を寄せている。
一方で、他のアナリストはより慎重な見方を示している。
例えば、バイナンススクエアは、XRPの価格が2025年末までに4ドルから5ドルの間で推移すると予測している。
これは市場環境や、リップル社と米SECとの訴訟の進展に左右されるとした。
価格に影響を与える要因と短期的な見通し
XRPの価格を決定づける重要な要因は、米SECとの法廷闘争の行方だ。
訴訟の解決や規制の明確化が進めば、機関投資家の信頼が高まり、XRPへの需要を刺激する可能性がある。
さらに、国際決済など、リップル社が提供するビジネスソリューションの成長も、XRPの将来にとって重要な役割を担う。
このように、既存の主要銘柄の動向が注目される一方で、市場では新たな可能性を秘めたプロジェクトも次々と登場している。
実用性を融合した次世代コイン、Snorter Bot
その中でも特に注目を集めているのが、新たなトレーディングツールSnorter Bot(SNORT)だ。
このプロジェクトは、ホワイトペーパーによれば、テレグラムアプリ上で動作する取引ボットであり、特に変動の激しいミーム市場での取引を支援するために設計されている。
Snorter Botは、ソラナ(SOL)の高速ネットワークを利用した迅速な取引、詐欺的なプロジェクトを自動で検知する機能、成功トレーダーの戦略を模倣するコピー取引機能などを提供する。
SNORTトークンは、これらのボットの高度な機能を利用するための鍵となり、保有者には手数料割引やステーキングによる高い報酬が与えられる。
プロジェクトは現在プレセール段階にありながら、既に250万ドル以上の資金調達に成功しており、投資家の期待の高さがうかがえる。
ソラナでのサービス開始を皮切りに、イーサリアム(ETH)やポリゴン(POL)といった主要なブロックチェーンへの拡大も計画されている。
その実用性と将来性から、次世代のユーティリティトークンとして大きな成長が期待されている。