OpenSea買収説に終止符、Pudgy PenguinsがSNSで否定

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Pudgy Penguinsのキャラクターがビジネスパートナーと握手

NFTプロジェクトPudgy Penguinsのセキュリティ責任者ボー氏は27日、OpenSea買収の噂を否定した

Xの投稿で、根拠のない憶測よりも実績ある提携に注目すべきだと呼びかけた。

噂の背景とOpenSeaの動向

噂の発端は、2024年12月にXユーザーが「取引は完了した」と投稿したことにある。CEOのルカ・ネッツ氏が過去にOpenSea買収の意向を示した発言が、憶測の根拠とされた。

加えて、OpenSeaが2025年2月にSEAトークン、5月には新プラットフォームOpenSea2を発表。こうした動きが新体制下での再編と捉えられ、買収説に拍車をかけた。

しかし、ネッツ氏とボー氏はともにこれを否定。プロジェクトの戦略的優先事項ではないとの立場を明確にしている。

Pudgy Penguinsの戦略と展望

Pudgy Penguinsは、買収よりも具体的な提携を重視する姿勢を打ち出している。これまでにルフトハンザ、NASCAR、玩具メーカーPMI Toysなど、複数の大手企業と協業を実現してきた。

また、NFTの枠を超えた実体玩具Pudgy Toysや、TONブロックチェーン上のWeb3ゲームPengu Clashなど事業の多角化も進めている。

イーサリアム(ETH)を起点とする同プロジェクトは、NFT保有者への収益分配モデルも導入し、トークン価格に依存しない成長基盤を築いている。

ボー氏は、未確認情報に左右されるのではなく、提携ブランドとの関係強化に注力するようコミュニティに促した。

IPビジネスの強化は、不安定な暗号資産(仮想通貨)市場の中でもプロジェクトの価値を安定させる狙いがあるとみられる。

著者: 白石 一颯

仮想通貨・ブロックチェーン分野を中心に、最新ニュースや規制動向、プロジェクト分析などを取材・執筆。国内外の信頼性ある情報源をもとに、読者に正確で有益なコンテンツを届けています。専門性と透明性を重視し、投機に偏らない情報提供を心がけています。