Pudgy Penguinsのルーカス・ネットツCEO氏は17日、Pudgy Toysが日本での展開を始めたことを報告した。
また、Pudgy Penguinsの公式SNSは、Pudgy Toysがドン・キホーテで販売を開始したと明らかにした。
一方で、ドン・キホーテ側からの正式なプレスリリースは現時点で確認されておらず、日本市場における正式な流通ルートの詳細は不明である。
Pudgy Toys販売情報の出どころと現状
Pudgy Toysは、人気NFTコレクションPudgy Penguinsから派生した玩具シリーズであり、関連プロジェクトが展開するPENGUトークンも話題となっている。
今回、日本国内でPudgy Toysが取り扱われているとする情報は、主にインフルエンサーの投稿に由来しており、名古屋や宇都宮の一部店舗で実際に目撃されたとの報告もある。
ただし、2025年7月時点でドン・キホーテ公式サイトや各種商品情報ページにおいてPudgy Toysの掲載は確認されていない。
現時点では、コミュニティによる現地報告とSNSでの拡散が先行しており、公式の裏付けは限定的だ。
ドン・キホーテの概要
ドン・キホーテは、日本を代表するディスカウントストアチェーンで、豊富な商品ラインナップと一部店舗を除く24時間営業により、国内外の利用者に広く親しまれている。
旗艦店舗であるMEGAドン・キホーテ渋谷本店は8階建ての大型店で、食品や家電、化粧品、玩具などあらゆる商品を取り揃える。
その5階には玩具やキャラクターグッズの専門フロアが設けられており、新興ブランドの商品が取り扱われる例も多い。
こうした背景から、Pudgy Toysのような新興玩具がドン・キホーテで取り扱われる可能性はあるものの、現時点でその展開状況は一部店舗に限られているとみられる。
また、ドン・キホーテは訪日観光客に人気が高く、免税対応や多言語サポートの充実が評価されている。
今回のように、海外発のミームコイン関連プロジェクトが日本国内の実店舗を通じて商品展開を行うケースは珍しい。