ソラナ(SOL)向け開発プラットフォームのCódigo Platformは20日、AIを活用した開発スイートであるCódigoを公開した。Web3チームの開発プロセスを自動化・効率化することが目的だ。
Código is LIVE
The first AI dev platform built exclusively for @Solana and @Solana_Devs
Here’s what we’ve cooked up 👇 pic.twitter.com/EhV0UqtOm6
— Codigo (@CodigoPlatform) July 2, 2025
AIがソラナ開発を革新
Códigoは、ソラナの技術スタックに特化して訓練されたAIモデルを統合している。これにより、ブロックチェーン開発特有のセキュリティやパフォーマンスといった課題に対応する。
主要な機能の一つに、AIによるコード生成がある。独自のインターフェース記述言語であるCIDLを使用し、スマートコントラクトを自動生成することで、定型的なコードの記述を削減できる。
これにより開発者は、本来注力すべきビジネスロジックの構築に専念することが可能となる。
このプラットフォームは、自然言語処理と文脈を認識するコード生成を通じて、複雑なソラナのプログラムロジックを簡素化する。ブロックチェーンプロトコルとの対話をより円滑にする。
セキュリティと開発効率を両立
Web3アプリケーションは価値の直接的な交換を伴うため、セキュリティリスクが高い。Códigoは、厳選されたデータと脆弱性検出機能により、コードの安全性を最優先に設計されている。
プラットフォームには、ウェブベースの統合開発環境であるCódigo Studioやローカル開発用のCLIが含まれる。テスト、デプロイ、データ管理までを網羅したツールキットを提供する。
さらに、テンプレートやネイティブオートコンプリート機能が開発を加速させる。ワンクリックでのデプロイ機能は、手動設定の手間を省き、開発ライフサイクルの自動化を実現する。
このような開発効率の向上は、プロジェクトが発行する新しい仮想通貨の価値にも影響を与える可能性がある。
分散型の専門家ネットワークがモデルの訓練とテストに貢献しており、仮想通貨コミュニティのニーズに即した高い基準を維持している。
この取り組みにより、CódigoはAI主導のブロックチェーン開発における主要なプラットフォームとしての地位を確立することを目指す。