ハードウェアウォレット大手のレジャー(Ledger)は23日、ソラナ(SOL)専用の新型デスクトップタッチスクリーン暗号資産(仮想通貨)ウォレット「Ledger Flex™ Solana Edition」を発表した。
Solana特化型「Ledger Flex」登場
💥 The Ledger Flex™ – @Solana Edition has landed 🟣
Touchscreen. Secure. Built with and for the SOL community.
Still relying on an internet-connected wallet to secure your bags? You're one click away from a bad day.
We brought SPL support to Ledger Live™ in February. Now,… pic.twitter.com/igrBHgAx24
— Ledger (@Ledger) May 22, 2025
この新デバイスは、ソラナ財団との協力のもと開発された。ソラナのブランドカラーである紫と緑を基調としたデザインが特徴だ。
譲渡不可の非代替性トークン(NFT)のソウルバウンドトークン(SBT)がプリインストールされており、将来的にコミュニティ報酬の解除につながる可能性がある。
デバイスにはカスタムマグネットフォリオ(ケース)が付属し、ソラナエコシステムとの互換性を重視してSPLトークンをサポートする。
Ledger Flexの核となる機能、例えばSecure ElementチップやE Inkタッチスクリーンはそのまま維持しつつ、ソラナに特化した使いやすさを追求している。
段階的ローンチとコミュニティ重視の戦略
このデバイスは4段階に分けて展開される予定だ。
ローンチ戦略はコミュニティ主導型であり、ソラナの初期SBT保有者やNFTコレクターなど、特定のユーザーグループを対象に、忠誠心と熱意に報いることを目的としている。
対象となる早期アクセスユーザーは、期間限定のオファーとして最大70ドル(約9940円)相当のSOLを受け取ることができる。
このオファーは2025年5月29日、または在庫がなくなり次第終了する。
この提携は、ユーザーフレンドリーなセキュリティと分散型コミュニティ構築に注力するソラナの成長戦略を強化するものだ。
LedgerによるSBTの活用は、ハードウェアウォレットの採用とエコシステム活動への参加を促進する新しい方法を提案している。
SBT報酬の具体的な内容は未定だが、Ledgerの市場での存在感を考えると、ソラナエコシステムの重要な節目に合わせた協力やエアドロップが期待される。
また、このような先進的なデバイスは、安全な仮想通貨管理の重要性を改めて示すものだ。