暗号資産(仮想通貨)ビットコイン(BTC)は12日、市場を再び活性化させる大幅な価格上昇を見せている。
米中貿易交渉の再開や州政府によるビットコイン準備金の法制化といった追い風を受け、「デジタルゴールド」としての地位を確固たるものにしつつある。
ビットコイン価格の最新動向と著名投資家の強気予測
ビットコインは2024年12月に初めて10万ドルを突破した後、トランプ政権下での関税政策による一時的な調整を経て、2025年5月に再び力強い上昇トレンドを形成している。
5月11日には105,000ドルに迫る展開となり、時価総額は2兆600億ドル(約304兆8,800億円)に拡大。過去1カ月では約30%の上昇を記録した。
バイナンスの創業者チャンポン・ジャオ(CZ)氏は5月初旬のインタビューで「ビットコインが現在の市場サイクルで50万ドルから100万ドルに達する可能性がある」と予測。
アーク・インベストのキャシー・ウッド氏も「ビットコインの今後はゴールドよりも優れている」と述べ、2030年には1BTC=150万ドル(約2億2,200万円)に到達するとの強気な見通しを示している。
市場心理を表す「フィア・アンド・グリードインデックス」も75を記録し、投資家心理が「極度の強気」に転じている。
特筆すべきは、2025年5月6日に米ニューハンプシャー州が全米初の「公的ビットコイン準備金」を合法化したことだ。この新法により、州の公的資金の最大5%を時価総額5,000億ドル以上の新しい仮想通貨に投資することが可能となった。
初心者にもおすすめ 仮想通貨銘柄
強気相場の中、特に注目を集めているのが「BTC Bull Token(BTCBULL)」だ。BTCBULLは、ビットコイン価格の上昇に連動して報酬を提供するおすすめ仮想通貨プロジェクトとして2025年2月に登場し、プレセールではわずか数日で100万ドルを調達する好調なスタートを切った。
BTCBULLはイーサリアムブロックチェーン上に構築されたERC-20トークンで、合計210億枚の発行上限を設けている。最大の特徴は、ビットコインが15万ドル、20万ドル、25万ドル、30万ドルといった各マイルストーンに到達するたびに、保有者に実際のビットコインがエアドロップされる仕組みだ。
さらに、ビットコイン価格が12.5万ドル、17.5万ドル、22.5万ドルの節目でトークンの一部がバーン(焼却)される設計を採用しており、時間経過とともにトークンの希少性が高まる。
現在、BTCBULLは0.002505ドル(約0.37円)で購入可能であり、年率74%のステーキング報酬も提供されている。専門家による価格予想では、2025年内に0.006241〜0.008564ドル、2026年には0.01797〜0.02653ドル、2030年までに0.31272〜0.54677ドルへの成長が見込まれている。