リップル、カルダノ、ソラナが反発|仮想通貨 プレセールに注目

私たちを信頼する理由
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上昇するXRP、ADA、SOLのシンボルが描かれた抽象的なデジタル風景

リップル(XRP)、カルダノ(ADA)、ソラナ(SOL)などの主要な暗号資産(仮想通貨)はこのほど、短期的な反発の兆しを示している

これらの回復傾向は、ドナルド・トランプ大統領が提案した世界的な関税導入により金融セクターが動揺した後の動きである。

しかし、金融市場の混乱後も、人気アルトコインに加え、Solaxy(SOLX)、SUBBD Token(SUBBD)、PepeX(PEPEX)などの新規プロジェクトが堅調な動きを続けている。

特にSolaxyは現在実施中の仮想通貨 プレセールにおいて、総額3000万ドルを超える資金を調達し、市場関係者の注目を集めている。

主要アルトコインの動向

リップルは、最近の底値約1.80ドルから2.15ドルへ上昇し、19.44%の上昇率を記録した。この動きは市場心理の改善を反映している。

また、相対力指数(RSI:買われすぎや売られすぎの状態を示す指標)は50.50に達し、14期間移動平均線を上回ったことから、今後の上昇が期待される。

カルダノは先週、0.537ドルから0.637ドルまで18.6%反発した。RSIは47.75で中立の50を下回るものの、42.09の移動平均線を上抜けたことから回復基調がうかがわれる。直近の抵抗線である0.65ドルを突破すれば、さらなる上昇が期待される。

ソラナは着実な上昇を続け、125ドルの抵抗線を突破した後、131.44ドルで取引されている。RSIは現在53.81と50を上回り、さらに移動平均線(現43.23)も上抜いたため、投資家心理の転換を示している。

注目される新しい仮想通貨プロジェクト3選

市場が回復基調にあることから、SOLX、SUBBD、PEPEXなどの新しい仮想通貨プロジェクトへ投資する絶好の機会となっている。

1. Solaxy(SOLX) – ソラナ初のレイヤー2チェーン

SOLXは、世界初のソラナ・レイヤー2(L2:第2層ネットワーク)ネットワーク『Solaxy』の基盤として、プレセールで総額3000万ドル以上の資金を調達した。

Solaxyは、ソラナの混雑やスケーラビリティの問題を解消すると同時に、イーサリアムの豊富な分散型金融(DeFi)流動性と連携することを目指している。

ソラナは最大6万5000tps(1秒間処理件数)のスループット、低いガス代、高いスケーラビリティで人気を博すが、近年は障害も発生している。

2020年から2024年にかけ、クライアントの不具合やトランザクション集中への対応不足から、複数回にわたりネットワーク停止やパフォーマンス低下が発生した。

さらに、2025年に入っても混雑問題は続いている。たとえば、1月にトランプ大統領が関与したソラナベースのミームコイン「Official Trump(TRUMP)」は、発表後1日未満で219億ドルの取引高を記録し、ネットワーク全体で大規模なトランザクション障害を招いた。

このため、Solaxyはトランザクションをまとめ、サイドチェーンへオフロードする仕組みを採用している。これにより、需要が集中する時間帯でもソラナの信頼性向上を目指す。

SOLXは、イーサリアムとソラナ双方でのローンチが予定されている。これにより、ソラナの高速性を活かしつつ、広大なDeFiエコシステムおよび人気のミームコインへシームレスな連携が可能となる。

加えて、SOLXを保有することでガバナンス権が付与され、Solaxyの将来に関与できる。また、最大133%の年間収益率(APY)という高利回りのステーキングも可能だ。

L2ローンチ後、SOLXは0.032ドルまで高騰すると予測され、プレセール参加の魅力が高いといえる。

Solaxyの公式サイトを見てみる

2. SUBBD Token(SUBBD) – クリエイターとファンのための分散型AIコンテンツプラットフォーム

SUBBDトークンは、完全分散型のAI搭載コンテンツ作成プラットフォーム「SUBBD」内で、各種特典や機能を利用するための通貨として機能する。

その最終目標は、850億ドル規模のサブスクリプション型コンテンツ市場を活性化し、クリエイターの作業効率向上とファンへのVIPアクセスの提供を実現することである。

クリエイターは、0.05515ドルでSUBBDを取得し、音声メモや動画ジェネレーターなどのAIツールを活用してオンラインコンテンツを効率よく管理することが可能だ。

また、ブロックチェーン技術の活用により、クリエイターは自身の作品に正当な評価を受け、パフォーマンスボーナスなどのインセンティブを得る仕組みが整っている。
一方、ファンは同価格でSUBBDを購入し、好きなクリエイターと直接交流するとともに、限定コンテンツを楽しむことができる。

SUBBD Tokenエコシステムは、AI画像ジェネレーター、ベータ版プラットフォームの公開、さらにはクリエイター専用アプリなど、多角的な展開が計画されている。

計画が順調に進めば、2026年にはSUBBDトークンが0.48ドルに達し、現価格から約770%の上昇が期待される。

SUBBD Tokenの公式サイトを見てみる

3. PepeX(PEPEX) – ノーコード、AI活用トークン化ローンチパッド

PepeXは、ノーコード環境でAIを活用するオールインワン・ローンチパッドとして注目され、先行者利益を享受する可能性がある。技術知識がなくても、シンプルなプロンプト入力だけで約5分でトークンの立ち上げが可能となる。

また、PepeXはマルチチェーン対応のプロジェクトで、複数のネットワーク上でトークンのローンチが容易に行える。加えて、ミーム、ロゴ、ティッカーなどのブランド要素をAIが自動生成する点も大きな魅力である。

さらに、AIエージェントを活用して、TelegramやX(旧Twitter)などのソーシャルメディアアカウントの管理も行える。

ただし、トークン発行には500ドルの手数料が必要であり、追加でAIマーケティングサービスを利用する場合は別途費用が発生する。

それでも、プレセールでPepeXを0.0255ドルで購入することで、プラットフォームへのアクセスが可能だ。

不安定な市場環境が続く中、主要アルトコインは堅調な動きを見せる一方、SOLX、SUBBD、PEPEXなどの新規プロジェクトが勢いを増している点は見逃せない。

各プロジェクトは独自のユースケースを有し、市場一般公開前から着実な成長を遂げている。

SOLXのL2開発、SUBBDによるコンテンツ市場の革新、及びPEPEXが目指す仮想通貨発行の民主化は、いずれも初期および継続的な成長が期待される分野である。

マクロ経済の不透明感が広がる中、需要が高まる前に有望な新規プロジェクトを見極めることが重要である。

この戦略により、価格上昇前に潜在的な上昇効果を最大限に引き出すことができる。
なお、仮想通貨投資は非常に変動性が大きいことから、必ず自身で調査(DYOR:Do Your Own Research)し、慎重な判断を下すべきだろう。

著者: 佐山 美代子

2018年より仮想通貨投資を始め、同時に暗号資産ライターとしてキャリアをスタート。ビットコインをはじめとした主要仮想通貨の市場動向を追いながら、Web3.0分野のコンテンツ制作で豊富な経験を積んできました。専門性と読者理解を兼ね備えたライティングで、高品質な情報を提供します。