ミームコインのTRUMPは23日、トランプ大統領がトークンの上位保有者をディナーに招待すると発表したことを受け、価格が急騰した。
この価格急騰は、トランプ大統領がトランプコインの上位保有者220名を対象とした特別なディナーへの招待を発表したことに端を発する。
このイベントは2025年5月22日にトランプ・ナショナル・ゴルフクラブで開催され、大統領とのプライベートなガラディナーが含まれる。
https://twitter.com/GetTrumpMemes/status/1915079910357402015
さらに、上位25名の保有者はVIPレセプションと特別なVIPツアーにも招待される予定だ。
トランプコインは、トランプ氏が大統領就任直前に立ち上げたミームコインであり、当初は人気を集めたものの、その後は価格が下落していた。
大統領主催のイベントが価格を押し上げ
今回のトークン価値の急上昇に影響を与えた主な要因は、トランプ大統領によって発表されたこの限定イベントである。大統領と直接会う機会という独占性が、投資家の間でトランプコインの価値認識と魅力を直接的に高めた。
また、現在進行中のトークンアンロックイベント(毎日少量のトークンが放出される)も、このような注目度の高いイベントを通じて保有者にポジション維持を促す形で管理されている側面がある。
ミームコインと市場への影響
この発表により、トランプコインの価値は大幅に上昇し、報道によればニュース後に70%以上も高騰した。この急騰はTRUMPへの関心を再燃させ、ミームコイン投資としての可能性についての議論を促している。
トランプコインのようなミームコインは、ボラティリティが高い一方で大きなリターンも期待されるため、一部の投資家にとっては魅力的なアルトコインの一つと見なされている。
このような政治的な要素が絡む通貨への投資判断は難しく、仮想通貨 長期保有戦略には慎重さが求められる。
この出来事は、トランプ大統領が暗号資産(仮想通貨)市場、特にTRUMPのような独自のトークンに関与していることを浮き彫りにした。
一方で、このようなイベントは、政治家と金融市場、特に仮想通貨の領域における相互作用について疑問を投げかける可能性もある。